勝負服(ウマ娘) 単語


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ショウブフク

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本記事では、『ウマ娘 プリティーダービー』に登場する勝負服について解説する。

概要

ウマ娘たちがレースで着用する服。

人間の陸上競技に相当するスポーツであるにもかかわらず、ほとんどがドレスであったり、制服のようであったり、袖が伸びていたりと千差万別だが、中にはいかにも走りにくそうなものも多い。しかし、ウマ娘は特に気にすることなく走っている。
夏に暑そうだったり冬に寒そうだったりする勝負服でも何らかの影響があるわけではない。

設定上は、「着ると不思議な力がわいてくる」らしい。

自分専用の勝負服があることは、ウマ娘としての実力を認められた証であり、名誉なことであるという。

汎用勝負服

ゲーム版汎用勝負服

アウターが白・インナー・パンツがえんじ色の勝負服で、全ウマ娘共通。

育成ウマ娘では、★1~2の状態で着用し、★3に覚醒した後は専用勝負服に切り替わる。

NPCとしては、サポートカードやライバルウマ娘として登場する際、専用勝負服が3D未実装の状態だとこの衣裳で現れる。
また、G2以下のレースでネームドウマ娘が3着以内に入ると、ウイニングライブの「Make debut!」を歌う際にこの衣裳を着用する(自分の育成ウマ娘の場合、専用勝負服を所持していれば専用勝負服になる。モブウマ娘の場合は後述のバックダンサー衣裳)。

アニメでは、レース後のウイニングライブや、ファン感謝祭におけるトウカイテイオーのミニライブなどで着用されており、ライブ専用衣装という位置づけのようである。
ゲーム内でも、汎用勝負服としての着用時以外に育成シナリオ内でこの衣裳を着用するのは基本的に観客を集めたイベント時であり、またホーム画面でこの衣裳を着せて会話するとイベント・ライブ用の衣裳であるという前提の台詞が多いため、設定上はゲーム内でもイベント・ライブ用衣裳という扱いのようだ。

体操服

アニメ・ゲームとも、G2以下のレースで全ウマ娘が着用する。もとが牡馬の時は短パン、牝馬の時はブルマーになる。短パン・ブルマーは枠番と同じ色。下にタイツを穿いているウマ娘もいる。また、ゼッケンはメイクデビューが白、オープン特別が黒、G3が緑、G2が赤。

サービス開始当初はプレイヤーの育成ウマ娘は着用できず、他が全員体操服の中でひとりだけ勝負服を着ているという浮いた状態になっていた。2021年7月6日のアップデートで、G2以下では体操服を着用するようにオプションで設定が可能になった。レース場面だけなく、レース前後のイベントシーンも体操服になっている。

ちなみに体操服アプデ実装直後に「タイツを穿いているのは脚を故障したウマ娘」という考察がTwitterで拡散された。レース中に予後不良で安楽死になったサイレンススズカとライスシャワー、引退後に骨折で安楽死となったオグリキャップが揃ってタイツを穿いており、同じくタイツのアグネスタキオンやマンハッタンカフェも脚の故障で引退したのは事実だが、トウカイテイオーやメジロマックイーン、ダイワスカーレットなど当てはまらないウマ娘も多く、実際のところはタイツには特に深い意味はないと思われる。

バックダンサー衣裳

ウイニングライブで3着以内に入れなかったウマ娘は、この衣裳を着てバックダンサーとなる。この衣裳をレースで着用することはない。
楽曲ごとに紺色、白、水色、オレンジの4種類のカラーリングが存在する。楽曲ごとの色は以下の通り。

  • 紺色…「winning the soul」「本能スピード」「UNLIMITED IMPACT」「NEXT FRONTIER」「うまぴょい伝説」
  • 白…「彩 Phantasia」「Special Record!」「ユメヲカケル!」
  • 水色…「Make debut!」
  • オレンジ…「ENDLESS DREAM!!」

G2以下のウイニングライブ(Make debut!)では、モブウマ娘は3着以内でもこの衣裳(水色)で踊る。

『シンデレラグレイ』では、1着のウマ娘もこの服であり、各トレセン学園の汎用衣裳のようである。

専用勝負服

設定では、G1レースに出走する際に、ウマ娘ごとに特注する勝負服。
ゲームでは、それ未満の格付けであっても、プレイヤーの育成ウマ娘は着用している。

実馬の勝負服が元になっていることはあまりにも有名だが、色しか合っていなかったり、それ以外の色の方が多くを占めていたりして分かりづらいこともある。

中央競馬では、騎手の勝負服はその馬の馬主によって決まる。したがって、モチーフ馬が同じ馬主のウマ娘は、どこかに同じ配色が用いられている。一方、キャラクターデザインがなるべくかぶらないよう、同じ勝負服がモチーフでもバリエーションが加えられている。

アナザー勝負服

アニメでは、URA年度代表ウマ娘になるなどの栄誉を受けると、特別な勝負服が授与される。

ゲームでは、それ以外にもストーリーイベントなどに合わせて別勝負服バージョンのウマ娘が育成に追加されることがある。こちらは元の勝負服とは特に関係がない。

水着型勝負服

2021年7月29日より、育成ウマ娘に水着バージョンが追加された。

この形式の勝負服固有の特徴として、スタミナトレーニングや夏合宿など、水着姿になるシーンがスクール水着からこちらに差し替えられる。

それ以外は水着といえど通常の勝負服扱いであり、これでレースに出るし、雪の降る中山でホープフルステークスや有馬記念に出走したりする。

「靴の裏に蹄鉄を打ち付ける」というウマ娘の習慣は水着であろうと適用されるので、水着姿であっても裸足にはならず、サンダルを履いた上に蹄鉄を打っている。

なお、「なんで水着のままレースに出るんだw」という発表の瞬間からあったツッコミは、スペシャルウィークの勝負服イベントなどで一応の説明らしきものはつけられている。


育成ストーリーでは、専用勝負服・アナザー勝負服それぞれで、着用していると専用のイベントが追加されれる。一方、大筋のストーリーは衣装違いといえども共通である。

一覧

馬主ごとにまとめる。カッコは主な冠名。

基本的には原案・3D実装版デフォルト勝負服について解説し、別衣装については原典の勝負服に関係するものが登場した場合のみ言及する。

柄の名称については、Wikipediaの「勝負服 (競馬)」のページを参照。
もしくは詳しい誰かがニコ百に記事を作ってくれるのを待とう。

阿部雅一郎(ヒシ)

  • 胴:白・青二本輪
  • 袖:同上

  • ヒシアマゾン(ウマ娘)
  • ヒシアケボノ(ウマ娘)

「ヒシ」の冠名は3代続いているが、『ウマ娘』には2代目の有した2頭が参加。

シンプルなカラーリングが無理なくデザインに落とされている。

ヒシアマゾン

初稿では白地に青のセーラー服。下に何も着ていないように見えるデザインから、水着とスカートが追加されたことで話題にもなった。

ゲーム版では大幅に変更され、セパレート風に。露出はかえって増えていることから、見た目の豪華さや3Dレンダリングのしやすさなども加味されているものと思われる。

ヒシアケボノ

初稿では、シェフ風ともセーラー服風ともつかない勝負服であり、元のモチーフはラインなどにあしらわれていた。

ゲーム版ではウェイトレス風エプロンドレスに変更。二本輪は大幅に本数が増えて横縞になっている。

荒井幸勝

  • 胴:黄・赤縦縞
  • 袖:青

  • ユキノビジン(ウマ娘)

ユキノビジン

元の勝負服が「ユキノビジン」というには派手すぎるためか、初稿では配色に一切使われていない。

「岩手から来た」という情報だけならメイセイオペラの可能性もあり、名前予想クイズでは解答が割れたウマ娘である。

実装に無理がありすぎるスケート靴を履いたデザインから、3Dモデル制作の際に変更が加えられるという見方が有力であり、その際何らかの要素が加えられるかもしれない。

和泉信子→和泉信一→和泉憲一(イズミ・ナカヤマ・シン)

  • 胴:赤・白二本輪
  • 袖:青

  • ナカヤマフェスタ(ウマ娘)

ナカヤマフェスタ

3D未実装で、原案は横向きの絵しかないため詳細不明。

胴色のジャケットに袖色のスカジャンを着ていることまではわかるが、二本輪が再現されているかどうかが明確ではない。

植中昌子

  • 胴:赤・白星散
  • 袖:赤

  • シーキングザパール(ウマ娘)

シーキングザパール

原典の赤と星を落とし込んだパリピなデザイン。

おっぱいに星という、ちょっと間違えたらヤバすぎる造形でありながら、本人のあふれる世界レベル感がそれすら些細なことに思わせている。

臼田浩義

  • 胴:紫・白鋸歯形
  • 袖:同上

  • スペシャルウィーク(ウマ娘)

スペシャルウィーク

スカートが元の勝負服そのままであり、初報時の予想でも的中率が高かった。

内村正則(トウカイ)

  • 胴:白・青山形一本輪
  • 袖:桃

  • トウカイテイオー(ウマ娘)

トウカイテイオー

「帝王」にふさわしい軍服風のデザイン。

トレードマークの青山形一本輪は、斜めに入るようアレンジ。
袖のピンク色は差し色になっており、タイや頭のリボンに使われている。

『ユメヲカケル!』のPVで掲げられるこの勝負服の旗は、「トウカイ」の勝負服と同じく差し色のピンクは左右に配置されている。

大城敬三→大城正一(ダイワ)

  • 胴:青・白一本輪
  • 袖:白

  • ダイワスカーレット(ウマ娘)

ダイワスカーレット

「スカーレット」という名ではあるが、勝負服は「ダイワ」の色に合わせてある。胸も元の勝負服の「白一本輪」を表しているのである。おっぱいボーンになっているのは多分偶然である。

大川徹(スマート)

  • 胴:桃・黒ダイヤモンド
  • 袖:桃・黒一本輪

  • スマートファルコン(ウマ娘)

スマートファルコン

原案では、勝負服のダイヤモンド柄が全身に入ったアイドル服。髪飾りもこの柄。

差し色のクリーム色は、彼女を象徴する砂の色だろうか。

3D実装版では、ダイヤモンド柄はスカートの裾と髪飾りのみになり、よりアイドルっぽさが増している。差し色のクリーム色はなくなった。
ダイヤモンドの柄色は原案では紫と解釈されていたが、実装版では元と同じくはっきり黒い。

オースミ・山路秀則(ナリタ・オースミ)

  • 胴:桃・紫山形一本輪
  • 袖:同上

  • ナリタブライアン(ウマ娘)
  • ナリタタイシン(ウマ娘)

ナリタブライアン

トレードマークのシャドーロールが、鼻テープとチョーカーに現れているため、往年の競馬ファンなら一発でナリタブライアンと分かるデザイン。

「ナリタ」の桃色ないし紫色は、その中間のようなカラーの差し色として表現されている。

『BLAZE』用勝負服

メインストーリー第4話のウイニングライブ『BLAZE』で新登場した勝負服。
今のところ4話13章中のウイニングライブ専用。育成実装はないのでライブシアターでは通常の勝負服しか見られない。

黒を基調としているが、「ナリタ」の紫色が炎のホログラムとして表現されている。

ストーリー中では、ラストスパートでイメージとして登場するが、ウイニングライブでも着ているので実物もあるのだと思われる。この時点で年度代表ウマ娘なので、アニメのトウカイテイオーたちと同じようにその副賞として授与されたものだろうか。

ナリタタイシン

アウターが勝負服モチーフ。

インナーや髪飾りに使われている黄色は、母タイシンリリィの勝負服に使われている。

『涙ひかって明日になれ!』のPVでは、山車の後ろに「ナリタ」の旗が掲げられる。

大迫忍→大迫久美子(ゼンノ・ビコー)

  • 胴:黄・緑鋸歯形
  • 袖:黄・緑一本輪

  • ゼンノロブロイ(ウマ娘)

ゼンノロブロイ

本で胸元を隠している原案のイラストしかないので詳細が不明だが、スカートが緑、スカーフが黄と一応原典の勝負服の色が使われている。

太田美實

  • 胴:赤・水色一本輪
  • 袖:赤・黄縦縞

  • ウイニングチケット(ウマ娘)

ウイニングチケット

初稿では勝負服の色のジャージを着ていたが、3D実装版では大胆に脇のあいた赤いパーカーに、青いチューブトップを着ている。胸元には、オリジナルデザインのエンブレム。

大野商事(キタサン)

  • 胴:黒・茶三本輪
  • 袖:同上

  • キタサンブラック(ウマ娘)

キタサンブラック

元の勝負服のデザインはアウターの裾にあしらわれている。インナーもそれを踏襲しているが、「茶」というより「金」に見えるようになっている。

和風なのは言わずもがな、事実上の馬主である北島三郎の代表曲『まつり』イメージしている。
襟と髪飾りは、北島家の家紋である「花菱」をアレンジしたもの。

この勝負服はアニメ2期放送終了後に判明したもので、アニメ放送中は別のブラックっぽい私服を着用していた。第1期13話に彼女のプロトタイプとおぼしきウマ娘が登場するが、やはり私服の配色からキタサンブラック説が当初から濃厚であった。

勝野憲明(イクノ・ダンディ)

  • 胴:緑・白縦縞
  • 袖:緑・赤一本輪

  • イクノディクタス(ウマ娘)

イクノディクタス

もとの勝負服の配色そのまま。

乗馬服がモチーフになっているのだが、「乗馬」が存在しないこの世界でこの服は一体何なのか気になるところである。

木倉誠

  • 胴:白・青襷
  • 袖:青

  • スーパークリーク(ウマ娘)

スーパークリーク

原案・3D実装版ともに、インナーが白、アウターが青で元の勝負服が再現されている。

襷をπ/で表現しているウマ娘の一人。

協和牧場・浅川吉男(アサカ・キョウワ)

  • 胴:緑・白玉霰
  • 袖:青・白玉霰

  • キングヘイロー(ウマ娘)

キングヘイロー

実馬は玉霰(水玉模様)の入った勝負服、同じ模様が眉間に入った緑のメンコに、巨大な緑のシャドーロールというものすごく目立つ馬装だった。

『ウマ娘』でお嬢様キャラになるにあたり、玉霰はスカートの裾やボタン、シャドーロールはナリタブライアンと同じくチョーカーに、メンコは青い耳覆いのみ再現し、だいぶすっきりとしたデザインになった。

栗林英雄

  • 胴:青・赤襷
  • 袖:茶

  • ライスシャワー(ウマ娘)

ライスシャワー

全体的には「黒い刺客」および結婚式のイメージから、黒っぽいドレスになっている。

一方、元の勝負服は青を紺、茶を赤紫色、襷を懐刀のストラップに見立ててちゃんと反映されている。

黒岩晴男(ブラック)

  • 胴:青
  • 袖:白・緑二本輪

  • ツインターボ(ウマ娘)

ツインターボ

蛍光ピンクと蛍光グリーンのアシンメトリックな袖、差し色に黒と極めてビビッドなデザイン。服の方には元の勝負服が一切反映されていない。

実馬は勝負服と同じ柄のメンコをかぶっていたので、青は髪の毛、袖と同じ柄の耳覆いは「線が2本入ったエアインテークっぽい耳」として表現されている。

耳飾り、胴の星、レギンスに黒があしらわれているが、これは馬主が一時期使っていた冠名「ブラック」由来…なのだろうか?

小林英一ホールディングス

  • 胴:赤
  • 袖:白・赤一本輪

  • ゴールドシップ(ウマ娘)

ゴールドシップ

ノースリーヴになってはいるが、配色はほぼそのまま。袖の一本輪は腕章になっている。

小林正明(アイネス)

  • 胴:桃・緑両襷
  • 袖:桃

  • アイネスフウジン(ウマ娘)

アイネスフウジン

初稿は、原典の勝負服がそのまま採用されたジャージ。胴は白になっている。

3D実装版も雰囲気はそのままながら、レースクイーン風のセパレートスタイルに。両襷は少し斜めに配置され、左がピンクに塗られている。

また、インナートップスに「AF」の文字が追加された。登録名は「Ines Fujin」であるが、もとから実馬のメンコにこう書かれている。

近藤利一→近藤旬子(アドマイヤ)

  • 胴:水色・青鋸歯形
  • 袖:白

  • アドマイヤベガ(ウマ娘)

アドマイヤベガ

鋸歯形はスカートに採用。原案では白だったが、3D実装版では原典と同じく「上が青、下が水色」になっている。こと座の一等星・織姫星「ベガ」にちなみ、ネクタイと耳覆いに星があしらわれている。

齊藤四方司

  • 胴:緑・黄縦縞
  • 袖:黒・黄一本輪

  • フジキセキ(ウマ娘)

フジキセキ

袖の色である黒がメインになったデザイン。胴の配色は肩章と後ろのフリルに使われている。

さくらコマース(サクラ)

  • 胴:桃・白一本輪
  • 袖:桃

  • サクラバクシンオー(ウマ娘)
  • サクラチヨノオー(ウマ娘)

ピンクの勝負服で「サクラ」と、デザイン方針がとてもわかりやすく、あまりひねらずデザインされている。『ウマ娘』を知らなくとも、競馬ファンならば「サクラ」の馬であることまでは見れば分かるだろう。

サクラバクシンオー

もとの勝負服の配色がそのまま使われている。一方で、胴中央と両脇で配色が逆という不思議なツートンカラーが目を引く。

サクラチヨノオー

バクシンオーとは全く異なり、ピンクの和服。一本輪は特に気にされず、白は袴に配置。
「桜」をイメージした鶯色が襟に差し色として使われている。

笹原貞生(マーベラス)

  • 胴:桃
  • 袖:紫

  • マーベラスサンデー(ウマ娘)

マーベラスサンデー

黒を基調とし、勝負服の配色は袖口・スカートの裾に採用されている。

頭の巨大リボンは実馬のメンコの色である。

サトミホースカンパニー(サトノ)

  • 胴:緑・黄菱山形
  • 袖:緑・黄縦縞

  • サトノダイヤモンド(ウマ娘)

サトノダイヤモンド

緑に黄の差し色が再現されているが、柄はあまり気にされず、全体として豪奢なドレスとなっている。

なぜかアグネスタキオンのような萌え袖を持っている。

佐橋五十雄→近藤俊典

  • 胴:青・黄菱山形
  • 袖:赤

  • オグリキャップ(ウマ娘)

オグリキャップの2代目・3代目馬主である。大人の事情で、3代目の馬主も2代目と全く同じ勝負服を使用している。

オグリキャップ

黄菱山形は髪飾りやボタンに用いられている。スカーフなどの色が赤一色であることから、中央に移籍してからの勝負服をモチーフとしていることがわかる。

初代馬主である小栗孝一は、中央の馬主資格を当初持っておらず、オグリキャップが「オグリ」の勝負服で出走したことはない(笠松時代は騎手服だった)。のちに資格を取得したとき、勝負服の胴はオグリキャップと同じ柄となった(袖が違う)。

島川隆哉(トーセン)

  • 胴:緑・青菱山形
  • 袖:青

  • トーセンジョーダン(ウマ娘)

トーセンジョーダン

原案では、黒いセーラー服に胴色のスカジャンを羽織っている。「胴色がインナー、袖色がアウター」というケースの多い他のウマ娘とは逆のデザインが特徴的。セーラー服のスカーフや襟は、青菱山形をイメージしてか少し幅が広くなっている。

3D実装版では、メッシュの入った胴色のトップスを着用。

シンボリ牧場(シンボリ)

  • 胴:緑・白襷
  • 袖:緑・赤一本輪

  • シンボリルドルフ(ウマ娘)
  • シリウスシンボリ(ウマ娘)

シンボリルドルフ

「皇帝」にふさわしい緑の軍服風デザイン。一本輪は肩章やマントになっている。

現実で使われていない(そして左右逆の)金の襷を着用しており、白襷はタイとして表現されている。

シリウスシンボリ

勝負服未公表。

鈴木隆司(カレン)

  • 胴:白・黒縦縞
  • 袖:黒・赤一本輪

  • カレンチャン(ウマ娘)

カレンチャン

元の勝負服がモノクロであるため、「カワイイ」を標榜する割にはシックなデザイン。差し色の赤は、原典の通り袖に使われているが、サイハイソックスにもなっている。

おなかの紋章は、実馬のメンコに描かれている安田隆行厩舎のエンブレムをアレンジしたものである。

大樹ファーム(タイキ)

  • 胴:緑・星散
  • 袖:白・緑縦縞

  • タイキシャトル(ウマ娘)

タイキシャトル

星が髪飾りとスカートにあしらわれている。ビキニスタイルだからか、袖の模様は反映されない。

竹園正繼(テイエム)

  • 胴:桃・緑一本輪
  • 袖:桃・黄縦縞

  • テイエムオペラオー(ウマ娘)

テイエムオペラオー

袖の縦縞模様が全身にあしらわれている。黄を「金」、差し色の緑はエメラルドに見立て、豪華に仕上げている。

田所祐→田所英子(マヤノ・マックス)

  • 胴:黄・緑縦縞
  • 袖:黄・緑二本輪

  • マヤノトップガン(ウマ娘)

マヤノトップガン

勝負服の柄色は緑なのだが、ミリタリーイメージに合わせてかモスグリーンになっている。

ジャケットは映画『トップガン』の主人公が着用していたものを再現したものだが、似すぎていたためか2021年7月29日にワッペンがほぼ全て差し替えられている。

袖の縦縞は、ジャケットの裏地という珍しい部分に再現されている。

谷水雄三(タニノ)

  • 胴:黄・水色襷
  • 袖:黄

  • ウオッカ(ウマ娘)

ウオッカ

バイカー風レザースーツに、勝負服のカラーリングのインナーを着用する。

袖口・ブーツにも「タニノ」の柄が使われている。

タマモ(タマモ)

  • 胴:青・赤二本輪
  • 袖:赤

  • タマモクロス(ウマ娘)

タマモクロス

原案では、勝負服の配色がスカーフとはちまきなどに使われたぶかぶかのセーラー服。

『シンデレラグレイ』および3D実装版の勝負服では、インナーがタンクトップになり、赤二本輪のジャケットを羽織るデザインに変更された。

いずれも、「白い稲妻」のマークが入っている。

また、はちまき・耳覆いは実馬のメンコのデザイン。右耳のポンポンは実馬もたてがみにつけていた(サイレンススズカと同様)。

千明牧場(シービー)

  • 胴:緑・黄山形一本輪
  • 袖:白

  • ミスターシービー(ウマ娘)

「ちぎらぼくじょう」と読む。冠名もその頭文字CB。

ミスターシービー

胴色はインナートップスにそのまま、袖色は片袖とパンタロンに採用。ミニシルクハットに「CB」と書かれており、知らない人に見せてもミスターシービーであることがとてもわかりやすい。

ウマ娘中唯一ベルボトムパンツが採用されたなんともフィーバーなファッションであるが、これが流行したのってあなたじゃなくてマルゼン姉さんの時代では…?

トウショウ産業(トウショウ)

  • 胴:黄・海老ダイヤモンド
  • 袖:紫

  • スイープトウショウ(ウマ娘)

スイープトウショウ

元の勝負服がアーガイルチェックっぽいのでそのまま使えそうだが、「トウショウ」初のウマ娘はよりによって魔女っ子になってしまったため、衣装に落とし込むのにかなりの工夫がされている。

特徴的なダイヤモンド柄は、ローブの裾や下がりのアクセサリーに使われ、袖の紫は服の裏地という珍しい場所に使われている。

豊嶌正雄→豊嶌泰三

  • 胴:緑・赤縦縞
  • 袖:赤

  • ナイスネイチャ(ウマ娘)

ナイスネイチャ

実馬は、勝負服もメンコも「緑と赤の縦縞」というとても目立つ配色だった。

『ウマ娘』でもその特徴は引き継がれ、「ポインセチア」のイメージでうまく差し色に使われている。

リボンの「N N」は、実馬のメンコに書かれていたもの。

永井啓弍(スズカ)

  • 胴:緑
  • 袖:黄・緑一本輪

  • サイレンススズカ(ウマ娘)

サイレンススズカ

配色がそのままであり、実馬がたてがみにつけていた緑・黄のボンボンが髪飾りについているので、初報時の予想は比較的しやすかったウマ娘。原案のショールは、ゲーム版では普通の襟に変更。

中村雅一→中村和子(ダイタク)

  • 胴:青・黄一本輪
  • 袖:同上

  • ダイタクヘリオス(ウマ娘)

法人馬主「太陽ファーム」名義では、袖が黄二本輪である。

ダイタクヘリオス

「ダイタク」の勝負服がそのままTシャツの柄になっている。

髪の青いメッシュおよび白い耳覆いは実馬のメンコの色。

西川清→西川光一(カフェ)

  • 胴:黄・黒襷
  • 袖:黒

  • マンハッタンカフェ(ウマ娘)

上記は西川清の勝負服であり、子の西川光一は死後こちらに勝負服を変更している(父の生前は赤一本輪)。
清の妻西川恭子は赤袖。いずれも胴の柄は同じで、冠名「カフェ」を使用する。

マンハッタンカフェ

「カフェ」らしく全身真っ黒で、胴色はネクタイなど差し色にとどまる。

イメージ通りである一方、他の「カフェ」冠号の馬をウマ娘化するときにどう差別化するかが気になるところである。

西山正行→西山茂行(ニシノ・セイウン)

  • 胴:黄・紫三本輪(時期によっては緑三本輪)
  • 袖:白

  • セイウンスカイ(ウマ娘)
  • ニシノフラワー(ウマ娘)

セイウンスカイ

緑三本輪時代の勝負服がアクセサリーなどに採用されている。全体的に白く、差し色も緑が目立つので、名前予想クイズで「セイウンスカイだと思うけどなんで緑色なんだろう?」と思った競馬ファンも多いかもしれない。

よく見るとガーターベルトに紫の差し色がある。

ニシノフラワー

初期設定の勝負服は、ジャンパースカートに紫の横縞とベルトで「三本輪」を表現していた。配色がほぼそのままなので、名前予想クイズがかなり簡単だったであろうウマ娘の一人。

ゲーム版ではドレスに変更され、三本輪はスカートのフリルとリボンの柄で表現されるようになった。

橋本善吉(マルゼン)

  • 胴:赤
  • 袖:黄

  • マルゼンスキー(ウマ娘)

元ネタが70年代、カラー写真もカラーテレビもある。しかし新聞や雑誌はまだまだ白黒優勢で、現代に残るカラー写真の資料が少ない…という中で、「マルゼン」の勝負服の色をはっきり覚えたまま『ウマ娘』のコンテンツを知った人がどれだけいたことか。これが下記の特定難航につながった。

マルゼンスキー

言われてみれば確かに黄が差し色に使われているものの、全体として「真っ赤」以外の情報に乏しいため、初報時からいるウマ娘としてはもっとも特定が難航したことで知られる。
赤いというだけなら、勝負服が真っ赤で冠名「レッド」の東京ホースレーシングの可能性もあったこと、名前からダイワスカーレット説、「貴婦人」っぽいのでジェンティルドンナ、差し色に濃いえんじ色も使われているので、これを黒とみてシンザン(赤・黒襷)説など様々な憶測が飛んだ。

半沢(グラス)

  • 胴:白・赤襷
  • 袖:青・赤一本輪

  • グラスワンダー(ウマ娘)

グラスワンダー

インナーが白でアウターが青、襷と一本輪はベルトや腕章とわかりやすいデザイン。

バンブー牧場・竹田辰一(バンブー)

  • 胴:黒・白三本輪
  • 袖:白

  • バンブーメモリー(ウマ娘)

バンブーメモリー

胴色のジャケットを羽織り、全体的にモノクロームな配色。

「風紀委員」というイメージと自らの「バンブー」の冠名からか、竹刀を持っている。

鉢巻きの「夢」は、宝塚記念における杉本清の実況「私の夢」シリーズで初めて取り上げられたことから来ているとされる。

平井豊光→平井克彦(エイシン)

  • 胴:赤地・黒縦縞
  • 袖:黒

  • エイシンフラッシュ(ウマ娘)

エイシンフラッシュ

勝負服の袖の配色が胴に、胴の配色がスカートに使われている。もとがシックなカラーリングであることもあいまって違和感なく収まっている。

おっぱいディアンドル風の勝負服であることに注意が行きがちだが、「エイシン」のカラーが使われていることもちゃんと見よう。

ビワ・中島勇(ビワ)

  • 胴:黒・桃鋸歯形
  • 袖:同上

  • ビワハヤヒデ(ウマ娘)

1997年に勝負服を大きく変更しており、上記は変更前のものである。

ビワハヤヒデ

上記の通り勝負服は「黒・桃」なのだが、実馬の時点で写真によっては紫に見え、ウマ娘でも「濃い紫と薄紫」という解釈になっている。

差し色の赤は主に手綱の色として使われていた。

実はメガネも、顔がデカいのがバレる前神戸新聞杯以前にかぶっていたメンコの色である。

『涙ひかって明日になれ!』のPVでは、山車に「ビワ」の柄の旗が掲げられる。

富士(ヤエノ)

  • 胴:白・赤一本輪
  • 袖:黄・青一本輪

  • ヤエノムテキ(ウマ娘)

ヤエノムテキ

『シンデレラグレイ』初出のため、カラー画像がSSRサポートカードしかない。

勝負服の胴色はそのまま胴と帯、袖色は帯の結び目と手袋根元を縛る手ぬぐいに採用されている模様。

伏木田達男(フシミ・アカリ・シンセイ)

  • 胴:白・緑一本輪
  • 袖:赤・緑一本輪

  • ファインモーション(ウマ娘)

ファインモーション

原典の勝負服のカラーをうまく差し色に使ったトリコロールな配色。

アイルランド生まれなのにイタリアっぽいが、中央競馬の勝負服にオレンジはないので仕方がない。

細川益男(マチカネ)

  • 胴:赤・青二本輪
  • 袖:青・赤二本輪

  • マチカネフクキタル(ウマ娘)
  • マチカネタンホイザ(ウマ娘)

2頭がウマ娘化している。

オーナーが生前経営していたホソカワミクロン株式会社のコーポレートカラーは赤と青。同社の製品は一部に白を基調として差し色に青と赤のカラーリングが見られる。(公式HPや企業パンフレットなどもそうなっている)。

「マチカネ」の勝負服も赤と青だが、配色が強烈だからか、「ベースに白」のホソカワミクロンでも使われた配色が採用されている。

マチカネフクキタル

白いセーラー服に差し色で赤青が使われている。

それ以外のアクセサリーがいかにも福が来そうなので名前予想クイズは一目瞭然だが、このパーツ類を全部外して予想できたらそうとう勘のいい人かもしれない。

上記の通り、「マチカネ」の勝負服とは似ても似つかないが、ホソカワミクロングループの配色によく似ている。

マチカネタンホイザ

ワーグナーの歌劇「タンホイザー」が由来であることからドイツの民族衣装風。

元の勝負服の色が差し色程度にとどまり、雰囲気を合わせてシックな色合いになっていることから、上記の事情を知っていたとしてもイラストだけ見て「マチカネ」を連想するのは難しいだろう。

保手浜弘規(イナリ・カミノ・ティエッチ)

  • 胴:桃・紫鋸歯形
  • 袖:紫

  • イナリワン(ウマ娘)

イナリワン

勝負服の配色が、腰に巻いた和服やスカート、狐のお面に採用されている。

松本好雄(メイショウ)

  • 胴:青・桃襷
  • 袖:桃

  • メイショウドトウ(ウマ娘)

メイショウドトウ

「メイショウ」の配色ほぼそのまま。本作では襷のある勝負服はことごとくπ/にされているが、彼女も同様である。

原案では「袖色=アウター」の慣例に従い、ゆるくピンクのセーターを羽織っているが、3D実装版では脱いでいる。

三石川上牧場(カワカミ)

  • 胴:桃・緑菱山形
  • 袖:桃・緑二本輪

  • カワカミプリンセス(ウマ娘)

カワカミプリンセス

ピンクを基調とし、菱山形はエメラルドグリーンのボタンやソックスの模様として使われている。

袖の二本輪も、よく見るとグローブの手首部分に使われている。

ミホノインターナショナル(ミホノ)

  • 胴:桃・黄銭形散
  • 袖:桃

  • ミホノブルボン(ウマ娘)

ミホノブルボン

「ピンクにお金の模様」という奇抜な勝負服を「サイボーグ」に落とし込む、という難題の答え。

光る蛍光ピンクを差し色に、黄銭形散はネクタイの模様に抑えている。一方、「銭形散」のモチーフだけは両腰のスピーカー状パーツとして残されている。

メジロ牧場・メジロ商事(メジロ)

  • 胴:白・緑一本輪
  • 袖:白・緑縦縞(メジロ牧場) 緑無地(メジロ商事)

  • メジロマックイーン(ウマ娘)
  • メジロライアン(ウマ娘)
  • メジロドーベル(ウマ娘)
  • メジロパーマー(ウマ娘)
  • メジロアルダン(ウマ娘)

「メジロ」は『ウマ娘』実装済みの馬主(関連も含む)では最多のため、「白と緑」の配色はなるべく個性が出るように配色されており、差し色程度にとどまる場合もある。

メジロマックイーン

黒を基調としたシックなドレスで、元の勝負服の配色はインナーに採用されている。
実馬はメジロ商事の馬であるが、なぜか斜めの細い縞となっており、メジロ牧場の袖を彷彿とさせる。

彼女が「メジロ家の紋章」と言っている腕章のエンブレムは、元ネタが今のところ不明。

[エンド・オブ・スカイ]

アニメ2期から登場した勝負服には黒が使われておらず、白を基調として差し色が緑。
そのため、アレンジ版の方が「メジロ」の勝負服に近いという珍しいことが起こっている。

メジロライアン

アウターがそのままメジロ牧場の配色である。胴の一本輪は、襟の裏地としてデザインされている。

インナーは、名前の元ネタから野球モチーフ。阪神ともロッテとも言われる。

メジロドーベル

白いシャツに差し色として緑が使われている。

メジロパーマー

ライアンと同じくアウターに採用。袖の縦縞は1本になっている。

インナーやスカートは、名前の元ネタからゴルフモチーフ。

メジロアルダン

マックイーンと同じく黒を基調としたドレスだが、肩紐に緑が配されている。

初出がモノクロの『シンデレラグレイ』だったため長らく配色が不明だったが、2021年宝塚記念でウマ娘公式G1イラストに採用されたことでようやく判明した。

安田修(シンコウ)

  • 胴:黒
  • 袖:黒

  • シンコウウインディ(ウマ娘)

シンコウウインディ

元の勝負服は全身真っ黒のため、彼女も(多少差し色はあるものの)黒ずくめ。手に持つ獅子舞のパペットも真っ黒。上着裾の白や髪飾りのギザギザは「歯」のイメージだろうか?

友駿ホースクラブ(シチー)

  • 胴:青・白三本輪
  • 袖:赤・白三本輪

  • ゴールドシチー(ウマ娘)

ゴールドシチー

原案では、胴の模様がネクタイ、袖の模様がインナーのワンピースに使われた制服風デザイン。

『シンデレラグレイ』で勝負服が変更され、3D実装版でもこの衣装が採用された。
ホットパンツスタイルになり、胴は紺白ボーダーのチューブトップ、袖の模様は腕章とガーターベルト、左足首のアンクレットに散らばっている。

ラッキーフィールド(エア)

  • 胴:黄・青一本輪
  • 袖:青

  • エアグルーヴ(ウマ娘)
  • エアシャカール(ウマ娘)

エアグルーヴ

青・黄に加えて黒が大きく使われた、ゆったりとしたドレス。

設定上、この勝負服は母から青と黄を受け継いだとされている。
一方、黒は上記の通り「エア」の勝負服には使われておらず、むしろ実馬の母ダイナカールの勝負服(社台レースホース)に使用されている色である。→エアグルーヴの母親(ウマ娘)

エアシャカール

背中を大胆に開けた黄色いノースリーブに、青のチューブトップを重ねるというパンキッシュなデザイン。

「エア」の勝負服であることは一目瞭然で、顔の見た目から名前予想クイズは容易な方だったと思われる。

レジェンド(ビコー)

  • 胴:紫・白襷
  • 袖:白・赤一本輪

  • ビコーペガサス(ウマ娘)

ビコーペガサス

初稿のデザインは、差し色に紫が使われていることぐらいしか原形がなく、背中に羽根が生えていることからかろうじて連想できる程度だった。

3Dモデルでは羽根がなくなり、ヒーロー風のデザインに変更されたが、同時に柄が「ビコー」の勝負服そっくりになり、わかりやすくなった。

渡辺孝男(アグネス)

  • 胴:黄・水色二本輪
  • 袖:赤・水色二本輪

  • アグネスタキオン(ウマ娘)
  • アグネスデジタル(ウマ娘)

2頭がウマ娘化しているが、いずれも原形をとどめておらず、イラストだけ見て「アグネス」の勝負服を連想するのは難しいかもしれない。上記静画が本来の「アグネス」の配色である。

アグネスタキオン

白衣が目立つデザインだが、ベストが元と同じ黄色である。腰に差した試験管が柄色の水色っぽい。

肩に「茶色・水色二本輪」があしらわれているところにかろうじて「アグネス」の痕跡が見られる。

アグネスデジタル

勝負服の配色が全てスカートの裾に集中しており、パステルカラーになっている。ここから「アグネス」の勝負服を連想するのは難しいだろう。

渡邊隆

  • 胴:黄・青一本輪
  • 袖:赤

  • エルコンドルパサー(ウマ娘)

上記はエルコンドルパサーの現役時代のものであり、現在は「青・白襷」に変更されている。

エルコンドルパサー

配色は当時の勝負服そのまま。一本輪はスカートに採用されている。

(藤田晋)

  • 胴:海老
  • 袖:海老・白二本輪

  • トレセン学園ジャージ

Cygamesの親会社であるサイバーエージェント社長の勝負服。
「海老色」は「葡萄色」とも書き、藤田の趣味であるワインの色である(所有馬の名も今のところワインの銘柄や産地から取られている)。

所有馬は2021年デビュー予定で、現在のところ一頭もウマ娘化されていないが…

トレセン学園ジャージ

一見何の変哲もない赤いジャージだが、袖に白の二本輪がついている。ジャージの線は袖なら普通縦に入るものであり、横に入るのは珍しい。一方、競馬の勝負服では一般的なものである。
これはジャージが描かれた最古の作品である、2017年の漫画『STARTING GATE!』の時点でそうであり(白黒だが二本輪が確認できる)、『うまよん』やアニメ1期以降も引き継がれた。この時点では特に気にされていなかった。

2021年8月、藤田の勝負服が登録された際、「海老・袖白二本輪」と発表され、これがトレセン学園のジャージに似ていることが話題となった。

SNSでは、「ウマ娘のジャージにあやかって二本輪をつけた」という声があるが、藤田晋本人のインタビューによれば偶然とのこと。

その他

  • 地方競馬所属
    • ハルウララ(ウマ娘)
  • ゲームオリジナルウマ娘
    • ハッピーミーク
    • モブウマ娘

ハルウララ

  • 馬主:信田牧場→横山貴男→エムエイオフィス(安西美穂子)

「G1(Jpn1)に出走したことがない」または「高知競馬にはJpn3までしかない」という史実を反映して体操服のままだが、汎用のものとは違い特別製。また、上にトレセン学園指定とは異なる、白を基調としたジャージを羽織っている。

唯一、競走馬の勝負服がモチーフになっていない。

これは、地方競馬は一部を除いて騎手ごとに勝負服が決まるためである。
ハルウララの歴代馬主は中央に競走馬を所有しておらず、馬主服が存在しない。
113戦という長い競走生活の中でさまざまな騎手を鞍上に迎えたため、彼女には決まった勝負服がない。

彼女のデザインがピンク色を基調としているのは、実馬のメンコに由来するという説が一般的だが、実はピンクの勝負服を着て騎乗した騎手が一人だけいる。武豊である。

武の地方勝負服はもとからピンクであり、別の馬に騎乗する予定で高知に来ていたことでウララへの騎乗が実現したもので、イメージが合致しているのは全くの偶然だった。

ハッピーミーク

→ハッピーミーク

オリジナルウマ娘であり、勝負服もオリジナル。本人のキャラクターデザインと同様、現実となるべくかぶらないように真っ白な勝負服となっている。

モブウマ娘

ゲームのモブウマ娘もG1レース出走時には各自の勝負服を着用するが、形状のパターンは少なく、「レオタード+ショートパンツ」「セパレートドレス風」「ライダースーツ風+手袋」の3種類しかない。

ただしカラーリングはそれぞれ固有になっており、600人以上いるモブウマ娘全員が専用勝負服を持っている形になっている(さすがにほぼ被ってるカラーリングもあるが)。勝負服の一部を肌と同色にすることで微妙に形状が違うように見せるといった工夫も見られる。

アニメのモブウマ娘は、それぞれ固有デザインの勝負服を着用している。

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  • ウマ娘 プリティーダービー
  • ウマ娘の関連項目一覧
  • 勝負服
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最終更新:2025/12/07(日) 03:00

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