「サラリーマンだって、平和を守れるんだ!」
地球防衛企業ダイ・ガードとは、XEBEC制作のロボットアニメである。
「もしスーパーロボットが一般企業の持ち物だったら?」というテーマで製作されたコメディタッチの作品で、スーパーロボット版「機動警察パトレイバー」のような趣がある。
「ダイ・ガード」は突如出現した謎の敵「ヘテロダイン」を撃退するために開発された巨大ロボットである。
……のだが、肝心のヘテロダインが12年も出現しなかった為、ダイ・ガードは一度も出動することなく民間の警備会社「21世紀警備保障」に移管され、死蔵されているうちに金のかかる仕様がどんどんデチューンされ、広報用のぬいぐるみ同然の扱いを受けていた。
そんなある日、12年の沈黙を破り突如ヘテロダインが出現。ダイ・ガード運用部署とは名ばかりの窓際部署である21世紀警備保障・広報2課のサラリーマン達は、ヘテロダインから市民を守る為にダイ・ガードで奮闘する事になる。
だが、デチューンされ装備の殆どを外されていたダイ・ガードは無力な張りぼて同然であり、赤木達は最後に残った「勇気」ひとつで奮闘しながら少しずつ予算を獲得し、会社に嫌味を言われながらも地道にダイ・ガードを強化していくのだった。
外観はスーパーロボット風であるものの、戦えば腕が折れ、組み立てにはクレーンと現場作業員を要するという文字通り「リアルな」設定がウケており、少なからぬロボットアニメファンからの支持があるらしい。
ストーリー展開や登場人物、ダイ・ガードの成長っぷりなどの熱さから「スーパーロボット大戦シリーズ」への参加を希望する声が多数あるものの、参戦は実現していなかった。なお、監督である水島精二が参戦を渋っているというのは全くのデマであった(本人はツイッターにおいて参戦を希望するコメントを残している)。
2011年4月に発売された「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇/再世篇」にて遂に初参戦を果たした。
かなり精密な原作再現が行われており、最初のダイ・ガードの装甲値は驚異の300(ほぼ歴代最低)。ボスボロット以下の性能から徐々に強化されていくシステムになっている。
また、同じくスーパーロボットを保有する地球防衛零細企業を舞台とする「無敵ロボトライダーG7」ともよく絡む。具体的には21世紀警備保障が竹尾ゼネラルカンパニーを買収する話が浮上したりなど。
トライダーとダイ・ガードとの違いは、トライダーが会社の唯一の資産でそれ以外ほぼ何も無いのに対し、ダイ・ガードは割と途中まで会社のお荷物で、歩く不良債権であることぐらいか。
作品の音楽担当を川井憲次、田中公平と両巨匠をそろえるだけでもすごいのにED「走れ、走れ」の編曲は菅野よう子が担当している、音楽面でこの3人が一堂に会するアニメは今後あるかないか。
ちなみに川井氏がヘテロダイン側の音楽を担当し、田中氏が人間側の音楽を担当したと言われているので聞き比べるのもいいだろう。道理で社歌がかっこいいわけだ。
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最終更新:2025/12/13(土) 05:00
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