手塚治虫文化賞贈呈式の受賞スピーチ全文とは、第22回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した矢部太郎のスピーチのことである。
お笑いコンビ・カラテカの矢部太郎は、自らの生活を元に描いたコミックエッセイ『大家さんと僕』で、手塚治虫の業績を記念して創設された「手塚治虫文化賞」の短編賞を受賞した。
相方の入江慎也は幅広い人脈を仕事に生かして独自の活動をしているが、矢部太郎は小柄で痩せていていかにも内気そうで、コンビとしてもピン芸人としても売れているとは言い難い状況である。
その彼が描いた、新宿外れの一軒家での大家さんとの日常を描いたコミックエッセイは38万部を超えるベストセラーとなったのである。
2018年6月7日に行われた手塚治虫文化賞贈呈式での受賞スピーチの内容が感動を呼んでいる。
芸人にもかかわらず、日頃はシャイで口下手な矢部太郎が、鉄腕アトムのブロンズ像を胸に熱く真摯に語る言葉は耳を傾ける聞く人々の胸を打ち、スピーチの全文がニュースやSNSでも拡散され話題となった。
『お笑い芸人が僕の本業なのですが、人前でうまくしゃべることが苦手です。そんな「うまく言葉にできない気持ち」を、これからも少しでも漫画で描いていけたらと思っています。』と締めくくった彼のスピーチは、短いものではあったが人に想いを伝える言葉として素敵なものであった。
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最終更新:2024/05/12(日) 22:00
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