大怪獣のあとしまつとは、2022年2月4日公開の日本映画である。
この映画は特撮ではあまり描かれない怪獣の死亡後の処理について描かれる。
監督・脚本は時効警察シリーズで演出・脚本を務めた三木聡が担当。
特撮監督はスーパー戦隊シリーズ、仮面ライダーシリーズの同職を担当している佛田洋が担当している。
配給はウルトラシリーズの劇場版を担当している松竹と仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズなどの東映が担当し、制作プロダクションは東映東京撮影所が担当するなど初の松竹と東映の共同製作作品となっている。
怪獣が倒された後の死骸をどうするのかという怪獣映画ファン垂涎のコンセプトだった点から、公開初日に多数の観客を集めるも、前記の通り監督・脚本が時効警察シリーズの三木聡だった為、笑える人には笑えるが笑えない人には笑えない意味不明なブラック・コメディが繰り広げられ、最後は主人公が光の巨人となって対応するという禁じ手と思われていたオチをいれてしまったがゆえに、怪獣映画を期待した観客の多くが失望の声を上げ、「シン・ゴジラが作品の為に捨てたものを拾い集めた映画」と言われた。
SNSでは、安易に「令和のデビルマソ」などと呼びはじめるものが現れ、「デビルマソなめんな!」「出演者が演技できてるならデビルマソより遥かに上」と別方向の論争に発展したりもした。
そして公開後の2022年3月12日。「映画『大怪獣のあとしまつ』プロデューサーを直撃「予想以上に伝わりませんでした」」という本作の企画・プロデュースの須藤泰司とプロデューサーの中居雄太へのインタビュー記事が発表された。
須藤・中居両氏によると、
との事で、クリエイターが作品を公開後に言い訳をするという恥ずかしい行為をしているのに、さらに言ってる事は手短に言うと「テーマを理解しなかった観客が悪い」というもので、作品内でやらかした失敗への考察などは微塵も無く、最後まで自己を正当化する為にヒッチコックの言まで引用するという「あんな出来になるわ」と思えるようなご覧の有様だった。
なお両氏が言っている「男女の三角関係」と「政治風刺」を作品に盛り込んで大ヒットした怪獣映画が存在する。日本の怪獣映画の頂点にあたる「ゴジラ」シリーズの1作目「ゴジラ(1954年)」である。教科書ともいうべき作品が存在する以上、いかに両氏の言い分が滑稽かが解るというもの。
「デビルマソ」が映画を作るうえでやってはいけない事が解る映画と言われているので、本作は、教科書をちゃんと理解してから作らないとこういう事になるのが解る映画と言っても良いのかもしない。
とりあえず、次にあなたが観に行こうと思っている映画の製作陣に「須藤泰司」「中居雄太」という名前を見かけたら注意するようにした方が良いだろう。
日本中に恐怖を与えた大怪獣が死亡し、安堵と喜びに沸く国民であったが、その死体は膨張し続け、放置しておけば大爆発を引き起こす可能性があった。そんな危険な大怪獣の後始末を担当することとなった政府直属の特殊部隊「特務隊」の青年たちは国民と日本の命を賭けた危険な死体処理を行うこととなる。
など
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最終更新:2025/12/13(土) 18:00
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