密室謎解きバラエティ 脱出ゲームDERO!とは、日本のバラエティ番組である。
概要
密室謎解きバラエティ 脱出ゲームDERO!とは、日本テレビ系列で19:00~19:55に放送してされているバラエティ番組である。
2009年8月1日に「サタデーバリューフィーバー」で放送された番組がゴールデンに進出した番組である。
本番組では、用意された密室(以下ステージ)を脱出するために、6~7人のチームで構成された出演者たちがゲームを行う。基本的にステージの数は3つ。ステージ毎に脱出するための条件が異なり、脱出した人数に応じて賞金を得ることができる。
出演者
- 管理人
山里亮太(南海キャンディーズ)が担当。声のみで、ゲームの舞台となる密室の管理人として出演。AKB48のファンであるため、出演者の中にAKB48のメンバーがいるとやたらテンションが上がる。基本的に「管理人」と書かれた紙袋をかぶった状態で出てくるが、時々人間や架空のキャラクターの顔を借りることもある。
- チームリーダー
週ごとにリーダーは交代する。
- オードリー
- 関ジャニ∞(メンバーの中から2人選出)
- 田村亮(ロンドンブーツ1号2号)
- チームメンバー
ゲスト出演者。AKB48のメンバーが出演することが多い。
全体ルール
- 各ステージで代表者を選出
- 出場する代表者はチームリーダーが決定する
- ステージは全部で3つ
- 1人脱出する毎に賞金をゲット
- ステージ毎のルールは下記を参照のこと
ステージ
2ndステージ・3rdステージは週毎に異なる。
1st Stage 「棒の間」
選出されるメンバーは3人。密室に入ると、「プレゼント」と称して吸引カップ3本が渡される。
アラームが鳴ると、「命の棒」と名づけられた180cmの棒が出現、それと同時に床が無くなっていくため、メンバーは「命の棒」に乗らなければいけなくなる。その「命の棒」に乗った状態でクイズに答え、1人でも脱出できればステージクリアとなる。
ルール
- 脱出するためには、クイズに9問正解する必要がある。
- パスは全員で2回まで。
- クイズが出題されてから回答するまでの間、「命の棒」の長さはどんどん短くなる。
- 「命の棒」から落ちると失格。
- 3人とも失格すれば脱出失敗、逆に一人でも脱出成功すればステージクリアとなる。
クイズ
- 漢字イラストクイズ
物のパーツがそれぞれ漢字に変換されて描かれており、その物の名前を当てるクイズ。
- トリックアートクイズ
模様の中に隠されている絵を見つけるクイズ。
- 有名人顔4分割クイズ
有名人2人の顔を4分割し合成、合成した写真から誰の顔であるかを当てるクイズ。
- ブロックワードクイズ
高さが不均一に積み上げられたブロックを真上から見たときに、何という文字になっているかを当てるクイズ。
- 有名人名前分割クイズ
有名人の名前を4分割しシャッフル、シャッフルした状態から誰の名前であるかを当てるクイズ。
2nd Stage 「砂の間」
選出されるメンバーは2人。一人ずつ脱出に挑戦する。
砂が敷き詰められた部屋に入り、メンバーはその砂の中に入る。砂から体が80cm出た状態で始まり、時間経過とともに沈んでいく。また、砂の中で体を必要以上に動かすと沈むスピードが速くなってしまう。オードリーの春日がこのステージに挑戦した際、砂の中で動いてしまってかなり速く 沈んでしまい、脱出に失敗したことがある。
ルール
- クイズに4問正解すると脱出成功。
- クイズは、6つのキーワードから導き出される人物を当てる連想クイズ。ただし実在の人物ではなく、何かのキャラクターや物である場合もある。
- 問題をパスすることはできない。
- 体が全部沈みきると脱出失敗。
2nd Stage 「爆弾の間」
選出されるメンバーは2人。隣り合う別々の部屋に閉じ込められ、通信機を使って協力し合いながら脱出を目指す。
アラームが鳴ると同時に爆発までのカウントが始まる。その間に部屋に設置された3つの爆弾を全て解除できれば脱出成功となる。ちなみに、爆弾解除に必要なクイズは、2人が爆弾のフタを開けてから10秒後に出題される。
ルール
- 1つめ・2つめの爆弾は、4本のリード線を正しい順序で切断することで解除可能。
- 上記の順序は、並び替えクイズによって判断する。
(4つの○○を古い順番で並べなさい など)
- 間違った順序で切断してしまうと脱出失敗。
- 3つめの爆弾は、6本のリード線の内、正解コードの3本を全て切断することで解除可能。
- 上記の正解コードは、多答クイズによって判断する。
(6つの選択肢の中で○○であるものを選びなさい など)
- 正解コード以外を切断してしまうと脱出失敗。
3rd Stage 「天井の間」
選出されるメンバーは2人。壁から伸びている鎖の足かせを付けた状態で始まる。
アラームが鳴ったと同時に高度300cmのところにある天井が徐々に落ちてくる。高度が「天井限界点(0cm)」になった時点で脱出失敗。高度が「天井限界点」まで下がってくる前に「ダクトチャレンジ」に成功すれば脱出成功となる。
ゴールデン進出前は、足かせを外した時点で脱出口のロックが解除されており、足かせを外すことができた方がもう一方の仲間を見捨てて脱出してしまえば、1人分の賞金をゲットできるようになっていた。また、ダクトの一番奥にあるボタン手前のアクリル板もゴールデン進出前にはなかった。
脱出手順
- 用意された暗号を解き、3つある「BOX」を全て開ける。最後の「BOX」にはドライバーが入っている。
- 暗号を解く際、外にいるメンバーに助言を求めることができる「命のテレフォン」を一度だけ使ってよい。
ただし、制限時間は30秒。
- 手に入れたドライバーで壁にあるフタを取り、その中にあるリモコンで一時天井降下をストップさせる。
- その後、「A」または「B」と書かれたボタンのいずれかを押し、2人のどちらかの足かせを外すことができる鍵を手に入れる。その際、天井の降下は再開する。また、ダクトへの扉が開く。
- 足かせを外した方が「ダクトチャレンジ」を行い、ダクト奥のボタンを押すことができれば脱出成功となる。
「ダクトチャレンジ」とは、ダクトの中を進んでいき、一番奥にある天井降下をストップさせるボタンを押すゲームのこと。ちなみに、ボタン手前にはスライドさせないと開けることができないアクリル板が設置されている。さらに、その板には油が塗っており、滑って開けにくくなっているため、そこで時間切れになる人も多い。
3rd Stage 「水の間」
選出メンバーは2人。
スタートと同時に密室内に水が流れ込む。「限界水位(水位200cm)」に達する前に「ラストアンサークイズ」を3問正解できれば脱出成功となる。
ゴールデン進出後は、最後の「BOX」に入っているリモコンを操作すれば一時的に放水がストップするが、ゴールデン進出前はストップしないようになっていた。
脱出手順
- 用意された暗号を解き、3つある「BOX」を全て開ける。最後の「BOX」にはリモコンが入っている。
- 暗号を解く際、外にいるメンバーに助言を求めることができる「命のテレフォン」を一度だけ使ってよい。
ただし、制限時間は30秒。
- 手に入れたリモコンを操作することで放水を一時的にストップできる。
- その後、管理人から出題される「ラストアンサークイズ」に3問正解することができれば脱出成功。
「ラストアンサークイズ」は一問多答形式で出題される。その際、放水は再開。また、問題をパスしたり、間違ったりすると30秒のペナルティが課せられる。
関連項目
関連リンク