小矢部市とは、富山県西部に位置する市である。
砺波平野の西部にある富山県の西の玄関口。
1962年8月1日、旧西礪波郡石動町と津沢地区を中心とする同郡砺中町が合併し同時に市制施行したことで発足した。
キャッチコピーは「魅力・安心・充実 しあわせ おやべ」。
中心地の石動地区は北陸街道の宿場町として、また、市名の由来となった小矢部川の船着き場としての歴史が深い。
隣接する高岡市や金沢市への通勤・通学率が高く、それらの市のベッドタウンとなっている。
工業は繊維工業や金属工業が盛ん。
石川県河北郡津幡町との境にある倶利伽羅峠は、1183年6月2日に、源義仲率いる源氏が松明を付けた牛500頭を放つなどの戦術を用い平維盛率いる平家を破った古戦場。
7月の終わりに旧越前町商店街や小矢部市商工会館周辺で催されるメルヘンおやべ源平火牛まつりでは、メインイベントとして藁製の巨大な牛を引いてタイムを競う火牛の計レースが行われる。
1972年から1986年まで市長を務めていた松本正雄の「市民が夢を持てる地域のシンボルを」という想いから、ヨーロッパの著名な城や宮殿などをモチーフにした公共施設が30棟以上建ち並び、それらを「メルヘン建築」と呼びアピールしている。元ネタと比べると明らかに見劣りするものも少なくないが、東大安田講堂と東大教養学部、オックスフォード大学の学生寮を参考にして建てられた大谷中学校は完成度が高い。
高速道路が十字交差するクロスランドおやべにそびえる、地上100mに展望フロアが備えられたクロスランドタワーからは上記のメルヘン建築や雄大な山々を眺めることが出来る。タワー自体もカッコいい。
薄氷本舗五郎丸屋の「薄氷」や若林屋総本家の「苫屋の里」、中谷清華堂の「生ロール」などの菓子類が高評価を得ている。
スポーツではホッケーが盛ん。2023年にはホッケーの普及や強化などの様々な取り組みが評価され、日本ホッケー協会が設立100周年記念事業で定める「公式ホッケータウン」に認定された。
ちなみに、富山県の市の中ではニコニコ大百科に最後に登録された。
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最終更新:2025/12/11(木) 03:00
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