断頭台のアウラ 単語


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ダントウダイノアウラ

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断頭台のアウラとは、漫画『葬送のフリーレン』に登場する魔族である。

cv:竹達彩奈

私は500年以上生きた大概要だ

魔族の幹部「七崩賢」の一人である大魔族で後述する使用魔法の使い方から「断頭台」の異名をもっている。
所謂美形悪役で見た目は角こそ生えているものの見目美しい若い少女といった感じで身長も小柄なフリーレンと大差ないが、年齢は長命種らしく500歳以上。
性格はこの作品の魔族の例に漏れず傲慢不遜実で基本的に相手を見下す様な笑みを浮かべている。一方でその生涯を魔力の鍛錬に費やしてきた努力家でもある。

約80年前にグラナト伯爵領に進行し勇者ヒンメル一向に敗れ、配下の大半を失ったが生き延びた。そこから勇者ヒンメルが死ぬまで息をひそめており、28年前に配下であるリュグナー、リーニエ、ドラート 三人の「首切り役人」を率いて再びグラナト伯爵領に攻撃を開始。
しかし街の防護結界には魔法の相性が悪く配下が防護結界を解除するまで街の外10㎞程の地点で「不死の軍勢」と共に待機していた。

私の懐刀じゃない

リュグナー
cv:諏訪部順一
「首切り役人」のリーダー。長身の若い男性といった風貌の魔族で落ち着いた雰囲気だがその実戦闘狂。
【血を操る魔法<バルテーリエ>】で自身の血を剣や触手、盾の様に攻防一体の武器として戦う。明らかに私より台詞が多いじゃない
リーニエ
cv:石見舞菜香
無表情なツインテールの少女といった風貌の魔族。魔力探知が得意でりんごが好き。
【模倣をする魔法<エアファーゼン>】で虚空から武器を取り出し記憶した相手の動きを模倣して戦う。
ドラート
cv:大鈴功起
片目の隠れた青年といった風貌の魔族。糸使い。

私の魔法じゃない

服従させる魔法アゼリューゼ

「服従の天秤」にお互いの魂を載せ魔力(の残量)を比べ、より魔力が大きかった方が小さい方を服従させ肉体が朽ち果てるまで意のままに操ることが出来る魔法。

劇中描写的にある程度近づけば発動でき、ガードも不可。発動前に攻撃を当てるという方法を勇者ヒンメルが実践しているがアウラは後述の「不死の軍勢」に守られている為、現実的では無い。

弱点①アウラの方が魔力が小さければ操られてしまう
発動権がアウラにあるだけで魔力比べ自体はアウラの意思が介入出来ず公平。アウラが負ければ当然相手に操られてしまい解除する事もできないので敗北する。が、人間は500年魔力を鍛錬してきたアウラに勝つ事は不可能と言ってよく、魔族相手でも負けた事は無いらしい。そもそも負ける相手には発動しなければ良い。
弱点②意志の強い物は一時的に抵抗出来る
人間でも可能な方法。そのため、アウラはこの魔法で服従させた騎士を反抗できないように予め首を斬って「不死の軍勢」として多数の騎士の死体を操っていた。
弱点③第三者の魔法で解除できる
基本的に死者を操っているので解除する意味は薄く、肉体を吹き飛ばした方が楽なので弱点といえるかは微妙。

その他、フリーレンの「これ程の数を操る」や「あの時(80年前)より増えている」という台詞から操る人数には限りがあり魔力の研鑽と共に限度が増えるようにも受け取れる。

私の末路じゃない

戦いの中、消耗させたフリーレンが自身の魔力より劣っていると確信したアウラは【服従させる魔法<アゼリューゼ>】を発動。自由を奪い殺そうとしたが、実はフリーレンの方が魔力が高く、低いように見せかけているだけだったため、逆に服従させられてしまい、自害を命じられたことで為すすべなく泣きながら自らの首を斬り落として死んだ。

アニメでもほぼ原作同様の死にざまであったが、「剣に触れた髪が切れて落ちていく」「剣に泣き顔が写る」「最期は切り落とされたアウラの首視点になりブラックアウトする」などかなり演出も作画も力の入ったシーンになっており、「これ絶対アニメーターもアウラ好きだろ」などとかなり高評価を得て話題になった。

私の評価じゃない

魔族の女幹部ということもあって、当初は活躍を期待されていたが、ヒンメルを恐れて逃げ回っていたこと、自分の魔法で自滅し、しかも命乞いや取り乱して騒ぐことこそなかったものの泣きながら怯えた表情で死ぬなどから、またついさっきまで自信満々で調子に乗っていたのにだんだん表情が曇っていき数分後には泣くなどから、強さ的な意味ではファンからの評価は低い。

しかし、その惨めさからネタキャラとしては人気キャラになっており、変なコラが作られたり、としあきに間抜けなタッチで描かれたり、ネット掲示板のフリーレンスレではやたら「じゃない」を語尾に付けてレスされたり(アウラ構文)、500歳以上なので大抵のファンより年上なのに「わからせたい」などとメスガキ扱いの言葉を投げかけられるなど、違う方向で人気キャラになってしまっている。

見た目も美形悪役であり、またアウラ自身の趣味なのか、色仕掛けで敵を殺したことがあるなど実用的な意味があるのか服装も妙に肌面積のあるエロい格好で、部下のリーニエやモブの女魔族と比べても異質である。その結果、「自害じゃなくて【禁則事項です】を命じるべきだった」などと言われたり、「ゆっくりアウラとして生きてて欲しい」「薄い本でわからせおじさんやスリーパーあたりに催眠かけられて酷い目にあわされそう」などと言われたり、pixivにやたらファンアートが投稿されるなど強さとはまた別の魅力の評価は高い。

アウラの敗因は「実はフリーレンが魔力を制限して低いように見せかけていたことに騙されてしまったため、自分が服従させられてしまった」ことである。このことからも慢心で敗北したと言われ、評価が下がる原因となってしまっている。(とはいえ、魔力を低く偽装していれば魔力の揺らぎが見えるはずだという考えから騙されてしまっただけで、その可能性まで考えて魔力を観測していたり、不死の軍団を戦わせてある程度魔力を削るなど対策を取ってはいたので、慢心していたとまでは実際には言えない。回想の中ではモブの女魔族がその可能性も考えずに戦いを挑み消し飛ばされている。魔力の揺らぎがないのに偽装だったというのが想定外すぎただけじゃない。)

なのでアウラの勝ち筋は

  • 死者の軍団の物量任せに押し切る・・・勝ちを確信したフリーレンが言ってたから一番可能性が高そうじゃない
  • フリーレンの寿命が尽きるまで逃げまくる・・・相手の方が500歳ほど年上だからエルフより魔族の寿命がある程度長ければこれで勝てるじゃない。卑怯かもしれないけど一回は成功してるじゃない。
  • 服従させる魔法に強い意志で抵抗する。・・・直前に心折れたから無料じゃない

・・・なので、逃げる以外は慢心していなくても負けていただろう。たぶん。

愛されてるじゃない

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関連項目

  • 葬送のフリーレン
  • 魔族
  • アウラ構文
  • 女幹部
  • 美形悪役
  • 長命種
  • メスガキ
  • 自害
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