ヒンメル(葬送のフリーレン)とは (ヒンメルとは) [単語記事]

ヒンメルとは、漫画『葬送のフリーレン』にて１０年の旅の末に魔王を討伐した勇者である。

概要

外見は水色の髪に泣きぼくろが特徴の優しげな美形の青年。

使用武器は一振りの剣。

一人称は生涯を通じて『僕』。

性格はお人よしのお調子者のナルシストで口も悪く、王に対しても無礼な物言いをしてお縄に頂戴されそうになった経験がある。

だが困っている人を消して見捨てない善良な性格で勇者の剣が抜けないから偽物の勇者と言われた時も魔王を討伐すれば偽物だろうと関係ないと断言した。

魔王を討伐する最中に立ち寄った村や町、道中で人助けを続けながら旅をしており魔王討伐が目的だが「僕はね、終わった後にくだらなかったと笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ」と語り、それを本当に実現させた。それゆえ各地にヒンメル像が建てられている。

その人柄故にパーティーメンバーや様々な人物達からは強く慕われており、葬式には数多くの人々が参列してパーティーの一人である『フリーレン』にも大きな影響を与え、その冒険譚は様々な人物に影響を与え続けている。

基本的に優しい性格ではあるが、フリーレンのスカートをめくった子どもにはブチギレていた。

その戦闘能力に年齢を重ねても衰えはなかった様で魔王の配下であった魔族の残党もヒンメルの死後に活動を再開する程。

物語内では既に死後であるがフリーレンの回想の形で登場して『勇者ヒンメルの死から〇〇年後』という形で作中の時間が表現されたりとそのキャラクターは消して色褪せる事はなく、キャラクター人気投票でも第一回、第二回を一位となる作中だけでなく現実でも人気がある登場人物である。

フリーレンとは魔王討伐の冒険以前にも幼少期に森で迷子になった時にも会っている模様。ヒンメルのフリーレンへの想いはこの時からの模様である。

話の序盤で亡くなるもその後に大きな影響を与えているのは推しの子の某アイドルを彷彿とさせる。

勇者パーティ: 魔王を倒す為に１６歳の時にハイター、アイゼンとパーティを組み、その後にフリーレンが加入。; 10年の旅を経て、見事魔王を撃ち倒し帰還。
勇者ヒンメルの死: パーティ解散後、50年の時が過ぎた後にパーティーの面々と再会。最後の冒険として半世紀流星を見る。それから間もなく老衰で死去、その死に涙し心境に変化が表れたフリーレンは「人間を知る」事もを目的に旅を出る事となる。