フェルン(葬送のフリーレン)とは (フェルンとは) [単語記事]

フェルン（fern）とは、ドイツ語で「遠い」「かけ離れている」を意味する単語である。英語のfarに相当する。

この記事では漫画『葬送のフリーレン』に登場する上記のドイツ語にちなんで名づけられたキャラクターについて記述する。

概要

幼少時に戦火によって両親を失った戦災孤児で、絶望から自ら命を断とうとしていたところ、魔王討伐の旅の後に聖都の司教を引退し隠遁生活を送っていた勇者一行の僧侶ハイターに救われた過去を持つ。ハイターのお陰で酒は万物の薬として体に良いと思っている。ハイター様の事を慕っており、フリーレンが来る前から1人前の魔法使いに成るために修行を行っていた。フリーレンの指導で更に魔法操作技術を身に着け、ハイターの死を看取った後フリーレンの旅に同行することになる。この時点で16歳である。

旅の必需品を購入するのは大体彼女が担当、無駄遣いするフリーレンには手を焼いている。

フリーレン同様落ち着いた感じの性格だが、初めて魔物と退治した時は十分に修行を積んだが恐怖で足がすくみ、どこまでも追いかけて来る魔物やなぜか手助けをしないフリーレンに焦燥と恐怖を持ちつつ逃げ回っていた（なお最後は覚悟を決め魔法を扱い討伐することが出来た。必死に積み上げてきたものは裏切らない）

人を殺す魔法の回ではクヴァールの攻撃に対しフリーレンも纏めて防御するという高等テクを見せてくれた。

ヒンメルに似た性格で困っている人がほっとけず、幻影の回ではさっさと次に向かいたいと告げるフリーレンに「町の人が困っています」と言っている。

幻影のハイターに会った際は「こいつ・・・私の記憶を・・・なんて残酷な事を・・・」と某炭焼き家で鬼退治の長男の「人の心に土足で踏み込むなぁ！」ほどではないが怒りを募らせていた。但し長男と違い躊躇してゾルトラークを撃てなかったが、フリーレンが夢操作の血鬼術幻影を解くとすぐに魘夢そんな悪趣味な奴に攻撃を放って退治した。

フリーレンより大人びている体型の為巨乳説が囁かれているが詳細は不明

お寝坊さんで朝に弱いフリーレンを起こしたり着替えをさせたり老人介護を行う娘、もしくはお母さんみたいに見えるシーンも多い。（フリーレンは起こさないとどこぞのおそ松さん達みたくお昼まで寝ている模様）

リュグナーとの戦闘で魔力を抑えながらゾルトラークを撃ちまくる戦闘を行い、リュグナーを打ち倒した（彼が塵となって消える前に脆弱な魔力から魔法を撃ちまくっている事に気づき、『卑怯者め・・・』とブーメラン発言を行っていたがゾルトラークで消し炭にされた）ちなみにフリーレンよりフェルンの方が魔法を撃つスピードが速いそうだ。

フリーレンがシュタルクへのプレゼントに服だけを溶かす薬を出して提案した際、怒ってフリーレンにその薬を掛けて「その下品な薬、返品しろっていいましたよね」と言っていた。

シュタルクやザイン等の男性パーティについては辛辣だが、シュタルクとは色々意識するものがあるようだ。フェルンの誕生日にシュタルクがプレゼントを用意してなかった時、とても激怒した。その後なんやかんやで一緒にプレゼントを選んでた。

ちなみに初めてシュタルクに会った時に善逸みたいに泣きながらぶっちゃけた時「こいつはダメです」と蔑んだ目をしていた。

フリーレンが服を溶かす薬をプレゼントしようとした際フェルンがシュタルクに告げた「えっち」もなかなか、そしてフリーレンがフェルンに自身が初めて魔物に戦った時の事を語ろうとした時に見せたむっすー顔は見もの。

フェルンは積もりに積もって怒るタイプである。作中怒っている様子がよく見られるが大体フリーレンとシュタルクの不用意な行動が原因

物を大切に扱うタイプらしく、一級魔法使い試験でハイターから貰った杖が壊れた時、フリーレンに新しいのを買う事を進められて怒ってしまった。

ゼーリエから貰った魔法は「服の汚れをきれいさっぱり落とす」魔法で、ゼーリエからは「正気か？」と聞かれていたが、フリーレンは喜んでいた。