林海峯

林海峰（りん　かいほう）とは、日本の囲碁棋士である。
天元タイトル５連覇の功績により名誉天元を名乗る。

概要

中国・上海の出身であるが、戦争の混乱により台湾に移る。

囲碁好きな父の影響で碁を覚え、知らぬ間に上達。
その腕は台湾の少年少女囲碁大会で優勝するまでになった。

そんな折、たまたま台湾を訪れていた呉清源に６子で打つ機会に恵まれる。
結果は一目負けであったが、才能を評価され来日。藤田梧郎門下に預けられる。

１２歳で入段。めきめきと腕をあげる。
当時最強の棋士であった坂田栄男・名人本因坊から名人位を奪取。
「２０代のタイトル獲得などありえない」と言われていた風評を跳ね除け、
見事に名人位を獲得した。

ライバルは同じ時期に活躍した大竹英雄先生。
二人はセットで竹林と呼ばれ、囲碁界を大いに盛り上げた。

現在も第一線で活躍すると共に、台湾の囲碁発展や、人材発掘、
さらに「海峰棋院」の設立など
日台間の囲碁文化の架け橋となっている。

氏により来日したプロは
おなじみ張栩９段をはじめ、ニコニコの本因坊中継に出演した林漢傑７段など。
オレの嫁　謝依旻６段も研究会に顔を出しているようだ。

棋風

粘り強い二枚腰の棋風と言われる。

現在は比較的好戦的な碁を打つ

名前

メディアによって峰の字に変動が見られる。
林海峰　林海峯　共に正しい。
日本棋院では峯の字を採用しているので、
この記事でもそれに習う。

発音は　リン　チャンナウ！　である。嘘である。
正しくはリン　ハイフォン。

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関連項目

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