東京武蔵野ユナイテッドFC 単語


ニコニコ動画で横河武蔵野FCの動画を見に行く

ヨコガワムサシノフットボールクラブ

2.7千文字の記事
これはリビジョン 2979224 の記事です。
内容が古い・もしくは誤っている可能性があります。
最新版をみる

東京武蔵野シティFCとは、東京都武蔵野市を本拠地とする、JFL所属のサッカークラブである。

概要

日本フットボールリーグ
東京武蔵野シティFC
基本情報
創設年 1939年
クラブカラー ・青
・黄
ホーム
スタジアム
・武蔵野陸上競技場[武蔵野市]
・国立西が丘サッカー場[北区]
・駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場[世田谷区]
・江戸川区陸上競技場[江戸川区]
・江東区夢の島陸上競技場[江東区]
ホームタウン 東京都武蔵野市
前身 横河武蔵野FC
備考 トップチームは『NPO法人 武蔵野スポーツクラブ』が運営している。
サッカークラブテンプレート

1939年に横河電機サッカー部(横河FC)として創設され、現在のJFLに所属しているクラブの中で最も古い歴史を持つ。現行のJFLからは第1回から参加しており、2003年にクラブチーム化して以降は2009年で2位が最高順位であり、大抵は良くて中堅クラス、悪くて残留争いの常連となっている。

横河武蔵野FC時代は、クラブチームでありながらクラブ名のせいで企業チームとよく勘違いされていた。ただ、その名称の通り横河電機との繋がりが根強く(※事実上の親会社と見なして差し支えない)、そのため選手の多くが横河電機の社員であり、新卒選手の大半は横河電機での勤務との両立を選択していた時代であった。

2016年からは10年以上燻っていたJリーグ参入への思いを具現化し、本格的に目指すことになったため、現名称に変更した。

かつて「東京第三勢力」を名乗っていた時代、そして今・・・

東京都を本拠地とするJリーグ所属クラブにはFC東京、東京ヴェルディ、FC町田ゼルビアがある。

町田が新しく台頭するまでは、Jリーグ3部が出来ていなかった頃のJFLにて、武蔵野を「東京第三勢力」と呼称する人が居た。途中では東京都江東区を本拠地としていた佐川急便東京SCとその座を争っていたが、後でJFLに参入してきた佐川東京のほうが実力が突飛して高かったことも有り、佐川急便大阪SCと合併して滋賀県守山市へ移転するまでは、結果的にその座を佐川東京に明け渡していた。

その後は町田と東京第三勢力の座を争うが、結果的に町田のほうが上だった。

結局、あの日から「第四勢力」という立場から抜け出すことはなかった・・・今になって、Jリーグ入りを本格的に目指すことになるまでは。

武蔵野にとってJリーグクラブになることとは・・・?

概要で述べた通り、武蔵野は企業チーム時代からずっとJリーグへの参入に思いを馳せていた・・・にも関わらず、決断に至るまでここまで時間がかかったのは、ある意味「石橋叩いて渡る」的な精神があると記事作成主は観ている。

やっぱりあの人(武蔵野スタッフ)たちは慎重に慎重な論議を重ねて、本当に少しずつ歩みを進めようとしているよね。

今回J3に行ったクラブの中には、"とりあえずチャンスを逃すな!"という感じで、勢いでJ3を選んだクラブもあったとは思うけど、ホント武蔵野っていうクラブは全体のバランスを崩す事が無い様に、周りの様子を見ながら歩みを進めているんだけど、それはそれで彼らのやり方は僕は正しいとも思っているんですよ。

東京偉蹴J3リーグ誕生の傍らで〜JFL事務局長インタビュー第3回
日本フットボールリーグ加藤桂三事務局長(当時)の発言より

また、そんな彼らにとって『Jリーグクラブになること』は「地域(武蔵野市)を盛り上げるための一手段にしか過ぎない」のであると、記事作成主は考える。

現時点でJを狙いはしないが、地域に根ざし、コミュニティの中心となって街を活気づける、賑わいのあるクラブを横河武蔵野FCは目指している

仮にいまJ2に昇格したとしても、成績以外に観客動員数や財政の問題でJFLにとんぼ返りするのではないか。だとすれば力を蓄えてJにふさわしい内実を備えることが先決だ、あとからJはついてくる──それが現在のスタンスなのだろう。

フットボールチャンネル
横河武蔵野FCが選択した「Jリーグを目指さない」という“灰色の路”』より

多くのJリーグクラブが「Jリーグクラブで有り続けること」を第一としている中、武蔵野の場合は他とは異なる・・・が、しかし、これはJリーグにとって百年構想の理想でもあるはずだ。そして、武蔵野の関係者がソース元でも述べている「Jリーグだけがサッカーではない」とはつまりそういうことではないだろうか?

天皇杯での思い出

天皇杯本戦には、2000年度に初出場して以降の大会は、予選で大学勢に苦杯を舐め続けられていた。

しかし、2009年度はJFL枠を勝ち取って、予選免除で天皇杯本戦に出場した。初戦の相手は大分トリニータで、Jリーグクラブからの公式戦初勝利まで後一歩のところだったが、ギリギリで追いつかれてPK戦で涙を呑むのだった。

2012年は東京都予選を突破し、さらに1回戦に勝利して、2回戦でJリーグクラブへの挑戦権をつかむ。相手はJ1のFC東京。この試合、0-0で迎えた後半ロスタイムに岩田啓佑の直接フリーキックが決まり、1-0で勝利。ついにJリーグクラブを破った。ちなみにその次(3回戦)の対戦相手は、これまたJリーグクラブ(コンサドーレ札幌)を破ったAC長野パルセイロとなった。

下部組織

ユース/ジュニアユース/ジュニアとあるが、トップチームに負けず劣らず強かったりする。

  • ユースは浦和レッズを下してクラブユース選手権に出場した実績を持ち、また、Jリーグユース選手権では2009年度大会にて、いわゆる街クラブのユースチームの雄として知られる三菱養和SCを予選決勝で5-0と圧倒し、本大会決勝トーナメント1回戦ではアルビレックス新潟を3-1と下した実績もある。
  • ジュニアユースは日本クラブユース選手権大会関東予選の常連であり、また、大会本選への出場経験も有る。
  • ジュニアは全国少年サッカー大会でベスト4になった実績があり、また、U-12世界一を決める大会『ダノンネーションズカップ』へ日本代表の座を掴み取って出場し、初の日本勢優勝に輝き、世界一の座についたこともある。関連記事参照)。

下部組織の主な出身者に、阿部拓馬、李忠成、宮崎智彦、常盤聡がいる。

なお、運営はトップチームとは異なり、横河電機の子会社である横河パイオニックスが行っている。

関連動画

関連商品

横河武蔵野FCグッズ一覧(公式サイトの通信販売)

関連コミュニティ

ニコニコミュニティは2024年8月に終了しました。

関連項目

  • JFL - JFLチーム一覧
  • 東京都 - 武蔵野市
  • 横河電機
  • FC東京(お隣の三鷹市がホームタウンに入っている)
  • FC町田ゼルビア(東京ダービーの一つ「南北多摩合戦」の相手)

クラブ公式サイト

東京武蔵野シティFC(横河武蔵野FC) オフィシャルサイト

関連サイト

横河パイオニックス 公式サイト

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/12(金) 19:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/12(金) 18:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP