レイラック滋賀FC 単語

レイラックシガフットボールクラブ

3.2千文字の記事

レイラック滋賀FCとは、滋賀県草津市東近江市彦根市ホームタウンとするJFL所属のサッカークラブである。

概要

日本フットボールリーグ
レイラック滋賀FC
基本情報
創設年 2006年
クラブカラー ブルーパープル
所属 JFL
ホーム
スタジアム
・布引グリーンスタジアム[滋賀県東近江市]
甲賀市水口スポーツ[滋賀県甲賀市]
ホームタウン 滋賀県草津市東近江市彦根市
前身クラブ 佐川急便京都サッカー
サッカークラブテンプレート

元々は「FC Mi-O キャットフィッシュ Kusatsu」というジュニアユースまでのチームしか持たないサッカークラブだったが、2005年廃部が決定していた佐川急便京都サッカー部を譲渡してもらう形でトップチームを発足、同時にホームタウン滋賀に移し「FC Mi-O びわこ Kusatsu」に改称。

その後、2008年にMIOびわこ草津、2012年にはMIOびわこ滋賀へ改称し、Jリーグ加盟を明確な標に定めた2023年現在チーム名となる。

チーム名の「レイ」はスペイン語王様を、「ラック」はフランス語を意味し、これらを合わせた造語チーム名としている。運営会社は株式会社Mi-Oスポーツクラブカラー琵琶湖イメージした淡いレイラックブルー)とレイラックパープル)となっており、クラブエンブレムは躍動感とスピード感コンセプトにしている。

メインホームスタジアムは東近江市東近江市布引運動公園陸上競技場。ちなみに2013年Jリーグ準加盟申請時にも同競技場をホームスタジアムとして申請している。

歴史

2005年クラブ流である第三種(U-15)サッカーチームFC Mi-O Catfish Kusatsu」が草津市で誕生。

2006年廃部となる佐川急便サッカー部を引き受け、第一種トップチームFC Mi-O びわこ Kusatsu」が誕生。

2007年は全社会人サッカー選手権大会で優勝し、地域リーグ決勝大会への出場権を獲得。
決勝ラウンドまで進むものの3位で終えたが、ロアッソ熊本FC岐阜J2昇格とアロー北陸YKK AP FCの統合によるカターレ富山の誕生により、2008年度からのJFL参戦が決定する。

JFL昇格に伴い、チーム名を「MIOびわこ草津」に改称。クラブ名の『MIO』とは近江の逆さ読みの意味と、イタリア語で“みんなの”、“すべき”という意味を持つ。
JFL参戦初年度は下位に沈んだが、翌2009年度は8位になった。しかし2010年度は11位(この年の天皇杯2回戦でヴィッセル神戸と対戦。Jリーグチームとは初の対決だったが、0-2で敗れる)、2011年は13位と低迷している。

2012年チーム名を「MIOびわこ滋賀」に改称。この年のJFLでは8位と持ち直す。

2013年クラブは初めてJリーグ参入をすことを正式に表明。運営会社を立ち上げ、草津市東近江市よりホームタウンとしてJリーグ準加盟を申請。しかし、結果は審議続行となる。
その後しばらくの間リーグ年構想クラブ申請に関するJリーグクラブからの公式発表はされていないため、Jリーグ百年構想クラブの申請は行われていない。チームの成績もJFLの下位に低迷する時期が続いていた。

2020年より前AC長野パルセイロヘッドコーチ大槻紘士が監督に就任。「攻撃的サッカー」をテーマに掲げ、リーグ戦9位と順位が上昇。坂本一輝クラブ史上初のJFL得点王を獲得。

2021年Jリーグ経験者を多数獲得し、さらなる飛躍をすが、前年度に活躍しFC大阪へ流出した 久保吏久斗のを埋めることができず、12位に低迷。

2022年は新卒の選手が多く入団し、チーム年齢が大きく若返る。しかし、リーグ戦では深刻な得点力不足と守備の崩壊によって大きく低迷。シーズン途中に大槻監督を解任し、コーチの東広監督に就任する荒療治を施すが、クラブ史上初となるJFL最下位でシーズンを終了。

2023年チーム名を「レイラック滋賀FC」に変更し、クラブ体制を刷新。クラブ標に「2026年滋賀県初のJリーグ入り」を掲げる。5月には彦根市ホームタウン締結を結ぶ。
監督に寺峰が就任し、これまでの攻撃的なスタイルから堅守速攻の堅実なスタイルへと変更し、スタートダッシュに成功。前半戦は首位争いを演じる。また、天皇杯ではJ3アスルクラロ沼津相手に勝利する。ところが、場に8試合で1勝3分4敗しかも16失点と大きく失速。フロントは寺峰監督の解任を決断し、ヘッドコーチ菊池利三を昇格させる。この監督交代を機にチームは復調し、最終節を前にJ3JFL入れ替え戦出場圏の2位に付ける。しかし、最終節では2点のリードを守り切れず、3位に転落。あと一歩のところでJリーグ入りのが潰えてしまう。
11月28日2024年シーズンJ3クラブライセンスの交付が認められる。

2024年は不安定な戦いぶりが立ち、第19節の中断期間突入の時点で首位高知に勝ち点21差、2位栃木Cに勝ち点11差をつけられてしまう。ここでクラブ菊池監督を解任し、角田を新監督に迎える。監督交代後は順位を3位にまで上昇させ、絶不調に陥った2位高知を追い上げるようになる。しかし第28節に敗れ、残り2試合を残してJ3昇格の可性は全に消える。

おもなタイトル

現在所属するおもな選手

背番号 Pos. 選手名 生年月日 加入年 前所属 備考
- 監督 角田 1983.7.10 2024 ベガルタ仙台 アカデミーコーチ
21 GK 櫛引政敏 1993.1.29 2025 ザスパ群馬
24 MF ロメロフランク 1987.8.19 2024 鹿児島ユナイテッドFC
26 MF 角田駿 1996.9.24 2019 北陸大学

※備考欄は【】=全移籍での加入、【レ】=レンタル移籍での加入、【復】=レンタル先からの復帰、【新】=新任の監督、【昇】=トップチーム昇格、【卒】=新卒での加入、【特】=特別定選手、【2】=2種登録、【H】=ホームグロウン選手

過去に所属したおもな選手

歴代監督

監督 在任期間 備考
中尾太郎 2006年2007年9月
戸塚哲也 2007年9月12月 JFL昇格(2007年)
平岡直起 2008年2008年9月
東広 2008年9月12月
和田治雄 2009年2011年11月
東広 2011年10月2014年7月
川島 2014年7月12月
中尾太郎 2015年
中口 2016年2019年
大槻紘士 2020年2022年
寺峰 2023年2023年9月
菊池利三 2023年9月2024年7月
角田 2024年7月

余談

関連動画

関連商品

公式サイトにグッズ販売の通販サイトexit

関連項目

関連リンク

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2025/12/11(木) 04:00

ほめられた記事

最終更新:2025/12/11(木) 03:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP