「偽りの世界を、再構築(リビルド)せよ」
無限邂逅メガロマリアとは、2024年X月X日より毎週日曜日朝に放送中の特撮テレビドラマ、およびそれを題材とするコトブキヤのキャラクタープラモデルである。
コトブキヤが展開するプラモデル「創彩少女庭園」の世界にて放送されている劇中劇。いわば我々の世界で言う所のスーパーヒーロータイムのような存在にあたる存在で、エマちゃん先輩こと小石川エマが大ハマリしている。曰く「特撮の概念を変えた」作品らしい。
この劇中劇を題材としたプラモデルがコトブキヤ初となる日本国内製造を主にして企画した新シリーズとして展開される。プロデューサーは『創彩』『ヘキサギア』を手掛けたYUKIこと亀山P、キャラクターデザインは世界観を共有する事もあって『創彩』と同じく森山円が担当。
キャッチコピーの「偽りの世界を、再構築(リビルド)せよ」は本シリーズに限らず様々なプラモデルと組み合わせることを想定してユーザーの数だけ世界がありその世界が無限に邂逅するという解釈の元、「理想の世界は自分の手で創り上げよ」という意味が込められており、公式の設定した世界観はあくまで(ユーザーにより思い描かれた)無数に存在する世界の一つとして捉える、という何とも懐の広い態勢が敷かれている。主なコンセプトは以下の通り。
人型でありながら「ヒト」とは異なる存在のキャラクターモデルの可動性と演技性を追求した新素体。メガミデバイスでおなじみのマシニーカのさらに上を行く可動域を誇る。
頭部パーツの構造・ハードポイントが創彩と共通しており、お互いのパーツを簡単に組み合わせられる。なお、『フレームアームズ・ガール』のコラボキャラクターは独自の企画なので互換性はない点に注意。
先述の頭部構造に加え、頭部ボールジョイントは創彩、FAガール、『アルカナディア』等と同じ5mmサイズを採用しており、「アナザーのコスプレをした創彩キャラ」等を容易に作り出せる。マスクパーツやヘッドギアは創彩少女庭園の表情・前髪とハードポイントが共通しており、容易に組み合わせることが可能(独自規格のFAガールコラボ商品を除く)。
ブランドに関わらずパーツ規格状互換が成立するキットのパーツを組み替えるというのは最早恒例行事だが、既存の世界観やシリーズの垣根に囚われないこの遊び方を本シリーズでは元々の世界をいったん破壊し、新しい世界を作り上げることで自分だけの世界を創造するという概念と解釈し「再構築(リビルド)」と呼称している。
概ねこれまでのコトブキヤ美プラに準じたサイズで、ヘキサギアやギガンティックアームズなどとの組み合わせも問題なく行えるようになっている。女性型は約160mm、男性型は約180mmが標準サイズ。
「だったら…私は、この舞台を踊り抜いてみせる…力を貸しなさい!
開演!!プリンシパル!!!」
主人公。
プリンシパルとルビーアイを開花させたトリガーの女子高生。新体操部所属の3年生。
7年前に事故死した祖母との約束で、困っている人を助けられる「普通」の人間を目指している。落ち着いた性格だが、約束を破る事や人の生死に対しては激情を露にする。
「薬師寺久遠 篝火真里亞衣装」として創彩少女庭園にて商品化予定。
様々な銃火器を手に人知れず戦う少女。巫女型アナザー「アイスアイゼン」のトリガー。
真里亞の同級生で学校の風紀委員を務めており、正義感が強く秩序を重んじる性格。学校全体の向上のためとして校則違反を次々と取り締まっており、その有無を言わさぬ口調から「まるでAIみたい」と噂されることも。
「普通」であろうとする=秩序を守ろうとする真里亞には一目置いており、ほのかながら友情が芽生えかけている。
元はヘキサギアのマスコットキャラクターで、設定を大幅に変更しメガロマリアに逆輸入した。
「客席には興奮と感動を、貴方には、死を届けましょう」
真里亞から開花した「自愛」のアナザー。
突出したスピードと技量の持ち主で短剣「イシュタム」を軽やかに操り舞い踊るように戦う様は恰も部隊の主役の様に見えるという。
芝居めいた丁寧語口調で話し、真里亞に対しては姉のように振舞う。
本商品のベースとなる女性型素体
真里亞から開花した「自虐」のアナザー。
真里亞を姉ちゃんと呼ぶ幼い少女の様に無邪気な性格とは裏腹に、言動は残酷で制御困難。巨大なメス状の武器「スカルペル」にトリガーの血を纏わせ、暴力的なまでの力を以て敵を蹂躙する。
メイドの姿をした女性型アナザー。他者との連携を得意とする戦闘スタイル。
個性の異なる複数の個体が存在しており、最もベーシックなアナザーの一種と推測されている。
真里亞の後輩である月詠水面から開花したのは「服従」のノーヴィスで、慎ましくも気品のある性格だが被虐趣味もち強権的な命令に従うことを好む。
「ブラッドレス」の介入により強制的にアナザーへと変貌した人間の成れの果て。
破壊衝動の赴くままに活動する為意思疎通は困難で個性も希薄だが、「宿主だった」人間の特徴に応じて武器や意匠に個体差が生じる。
頻発するアナザー事件に対処するために設立された半官半民の合弁企業「M.S.G(Machinary Suppliers Group)」所属のトリガー達が特殊訓練によって開花させたアナザー。
集団戦を前提としており外見的な個体差には乏しいが、トリガーの個性に応じて性質や得意武器に差異があり、個体毎の相性に応じたチームを編成して任務にあたる。
元々は公式生配信で発表されたリビルド作例だが、メフィストの発売がシーカーから半年近いスパンを要する為、埋め合わせとして新規パーツを最低限に抑え緊急で商品化された。ただしそのままでの商品化というわけではなく、作例版とは前髪やゴーグルの形状、武装などに違いがある。
悪魔のような出で立ちの男性型アナザー。口数が多く軽薄な性格。
ブラッドレスと行動を共にしている姿が目撃されており、「黄昏教団」との関係が示唆されているが、その正体は不明。
搦め手を得意とする者の多いブラッドレスには珍しくシンプルな肉弾戦による荒々しい戦いを好み、その実力は上位の者にも引けを取らない。
漆黒の重装甲を纏った正体不明のアナザー。軍人のような冷徹な言動が特徴で、常に単独行動しておりトリガーの招待は不明。
ナイツ・シューペリアを駆って戦場に現れ、背中の十字架に収められた光の剣の慈悲を敵対者に齎す。
真里亞への接触を図っている節があるが、その動機は一切不明。
メインウェポンのグレイヴアームズ2は大型キャノン砲や大剣といった機能のほか、一部パーツを取り外してハンドガンやレーザーブレードとして用いる事が可能。
ルビーアイの色違いのアナザー。詳細不明。
忍者をモチーフとしたアナザー。ルビーアイ同様新規パーツのみの単品であるメタモルフォーゼユニットとも販売予定だが、ギリードゥ同様成型色を変更する予定とのこと。
M.S.Gが開発した戦闘用重二輪。何故ギリードゥがこのバイクを所有しているのかは不明。
商品コンセプトは「ラピッドレイダー2」で、合体ギミック優先だったあちらとの差別化としてフレーム攻勢をシンプルにしてバイクとしての形状優先し、遊びやすさを重視しているとのこと。
ルビーアイのアーマーと武装のみを単独で商品化したもの。
ギリードゥの腰部アーマー(ブラックコート)の成型色を変更して単独で商品化したもの。
新規パーツのフレームにより女性型キャラクターにも対応。
ギリードゥの武器であるグレイヴアームズ2の成型色を変更して単独で商品化したもの。
女性型アナザー用の手首セット。表情パターンはサムズアップ、握り手、開き手、祈り手(左右一体成型)、ピースサイン、印結び、ホールドの7種類。
| 用語 | 解説 |
|---|---|
| トリガー | アナザーを召喚できる者たちの総称。 |
| アナザー | トリガーの精神の一部が顕現した存在。 召喚する為には自分の心の闇と向き合う必要がある。 |
| ブラッドレス(冷血なる破壊者) | 自らの意志で人間であることを捨てて内なるアナザーに魂を売り渡した者達の慣れの果て。 |
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最終更新:2025/12/13(土) 21:00
最終更新:2025/12/13(土) 21:00
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