片岡篤史とは、かつて日本ハムファイターズと阪神タイガースで活躍したプロ野球選手である。
愛称はツル、あっちゃん。
1969年6月27日生まれ、京都府出身。ポジションは三塁手および一塁手で、右投げ左打ち。プロ野球選手としての通算打率(1992年~2006年)は2割7分0厘、本塁打164本。ベストナイン選出2回、ゴールデングラブ賞受賞3回、オールスター選出3回。
PL学園高校時代には4番打者として活躍し、春・夏併せて2度の甲子園優勝経験を持つ。同志社大学を経て1991年にドラフト2位指名で日本ハムに入団、序盤からレギュラーの座を奪い、持ち前の勝負強さで着実に数字を積み上げる。
とりわけ1999~2000年にはビッグバン打線の中核選手として大活躍し、チームを優勝争いにまで導いた。
2001年オフにはFA宣言を行い阪神タイガースへ移籍。12億円の提示額で5年契約を行う。
阪神ファンからも大きな期待が寄せられたが、移籍初年度の2002年には初めて当たるセ・リーグのチームの配球に対応しきれず、不振にあえぐ結果に終った。
しかし翌2003年、規定打席数には届かないものの3割近い打率をマークし、かつての勝負強さを取り戻したことでこの年のリーグ優勝に大きく貢献した。
2004年以降は故障に悩まされ、代打としての出場が増えたが、持ち前の勝負強さから代打の切り札として活躍し、2005年のリーグ優勝にも力添えした。
2006年、体力の限界を訴え、現役を退く。現在は野球解説者・タレントとして多忙な日々を送る。
応援歌では「実家は檜風呂 リフォーム リフォーム 片岡篤史」というファンファーレが冒頭に演奏された。後に本人が「実家のリフォームは事実だが、檜風呂ではない。集中できないのでやめてほしい」と発言した。その発言以降、ファンファーレの演奏は自粛された。
莫大な契約金で阪神に移籍したことから、移籍初年度の当時、不振を極める片岡に対して辛辣なコメントがインターネットの掲示板、とりわけ2ちゃんねるで散見した。
その不振の最中に発せられた「ヒット4本損したわ」(降雨による試合中止を受けて)というコメントは強気な片岡を象徴するフレーズとして頻繁に引用された。また、日本ハム選手時代に言い放った「一緒や!打っても!」「あかん、こんなんじゃ。いつも同じシーンを見ている。いくら点を取っても勝てない」(投手に敗因がある試合を受けて)というセリフも片岡が凡打に倒れた際に皮肉を込めてしばしば引用された。
プライベートでは「やっぱり、京都はエエわぁ♥」というセリフが特に有名である。これは合コンの席でハメを外した片岡が、女性2人の胸を同時に揉みしだいている光景がフライデー(2001年12月28日号)に激写されたことに由来する。実際に本人が言い放った言葉かどうかは媒体の性質上定かではないが、しかしそこに掲載された数々の写真は片岡のエロハンドを鮮明に捉えており、説得力は十分であった。
この記事が伝聞になり2ちゃんねるや球場ではたびたび「モミ岡」「モミー」と野次られることがあったが、この呼称が本格的に使われるようになったのは2003年5月以降である。フライデーの該当号がYahoo!オークションに出品され、片岡専用スレッドの住人がこれを8000円で落札しスキャン画像が公開されたことで一躍有名となった。
その後すぐさま職人の手によってAAが多数製作され、以後多用されたことでモミ岡の名を不動のものとした。
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最終更新:2025/12/13(土) 07:00
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