田宮良子とは漫画『寄生獣』の登場人物である。
アニメ版「寄生獣 セイの格率」での声優は田中敦子。実写映画版では深津絵里が演じる予定となっている。
泉新一の学校に赴任してきた美人教師だが、その実態は寄生生物。24歳の独身。村野里美のクラスの副担任。担当科目は数学。寄生生物の中でも一際知能が高く、「田宮良子」の生前の名前と地位をそのまま継承している。その知能の高さで寄生生物最強の男後藤をつくっている。広川剛志を面白がって、市のコロニー計画にも深く関与していた。よく自分が何のために生まれてきたのか考えている。
また寄生生物が教鞭を執っている事をミギーは絶賛していた。だが「A」が学校で事件を起こした後に妊娠している事が露見したので、身分を放棄し行方をくらます。
次に新一達の前に現れた時には田村玲子に改名していて、大学で講義を受けたりしていた。ちなみに妊娠した理由は「A」と性交をしたためである。尚「A」は泉新一との戦いに敗れた後、田宮良子にガス爆発で謀殺された。
新一とミギーを「今後の可能性を占う上でも貴重な資料」として重視しており、島田秀雄に新一達の観察を依頼していた。島田秀雄が殺害された後は倉森という人間の探偵を雇って新一達の調査を再開する。その後草野達三人の寄生生物と敵対した時は知略で草野達を返り討ちにしている。しかしその直後、倉森に実子をさらわれてしまう。倉森の指定した公園で倉森を殺傷した後に、新一と会い自分の研究の結論を告げる。
そして平間警部補達に一斉に銃撃されるが何とか赤子を死守する。今際の際に実子を新一に渡した田村玲子は満足気な表情で絶命した。
田村玲子はこれまで38人殺生してきたが、寄生生物の中ではかなり殺した人数が少ない方であり、足りない分は普通の食事で補えた模様。犠牲者のほとんどが食糧となっているが、なかには痴漢のオヤジ、「田宮良子」の母親、倉森など食糧以外の目的で殺した者もいる。
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最終更新:2025/12/16(火) 06:00
最終更新:2025/12/16(火) 06:00
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