絢爛のセクシーヴァンパイアとは、
shadowverseに登場するカードの1枚であり、復讐の概念をぶっ壊したパワーカードである。
| カード名 | 絢爛のセクシーヴァンパイア |
| クラス | ヴァンパイア・フォロワー |
| レアリティ | レジェンド |
| スペック | 8PP 4/4 進化時6/6 |
| 効果 | 自分のターン中、このカードがデッキから手札に加わるとき、復讐状態でないなら公開して、 このバトル中、自分のリーダーは常に復讐状態となる。公開した場合、このカードは消滅する。 ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に4ダメージ。自分のリーダーを4回復。 |
まず復讐というのは「クラスがヴァンパイアで、体力10以下の時」という状態を表す。
シャドバのヴァンパイアは復讐状態であれば追加効果によりコスパに大変優れるカードが多数存在している。しかし復讐でないとそれらのカードは実質効果のないバニラや、コスパが極端に悪いカードになることも多い。
普通に復讐状態に入った場合、まず体力10以下はふとした事故で即死する危険な状態である。大型の疾走フォロワーから殴られてあっさり死亡はシャドバでよくある光景であり、かつ普通だと体力が11以上になった場合即復讐が解除されてしまう。復讐状態でないとそれらのカードはカードパワーが著しく落ち、じり貧になりがちである。
ブラッドムーンという出せば効果中常時復讐になるというアミュレットや、それを手札に加えられる人狼の王・ヴァルツ、ライカンベルセルクというカードが後に登場するが、そもそもアミュレットは場を圧迫するという構造上の欠点と、ブラッドムーンの3コストという微妙な重さ、カウントダウン4=持続が4ターンという微妙な長さ等から、実際の使用率はそこまで高くなかった。
しかしこのカードはデッキから引けば自分の体力関係なく即永続復讐という今までにないお手軽さである。元々復讐状態の長期維持が難しかったという意味で強めの効果を持たされていたヴァンパイアであったが、このカードはその前提を完膚無きままに叩き壊してしまった。
勿論ブラッドムーンというカードの存在そのものを否定するに等しいのは言うまでもない。
復讐状態だと7コスで7/4で場の最大3体ランダム破壊の奴とか、4コスで疾走付与して進化で自分も疾走のカードとか、2コスで2/2の標準サイズフォロワーに手札のヴァンパイアカードのコストが下がるおまけつきとか、10コスの6/6で相手のリーダーとフォロワー全体3点ダメージに守護2体立てるとかいろいろえぐいカードが大量に飛んでくる。初手にこのカードを見せられて溜息を洩らしたプレイヤーも多いのではないだろうか。
なお元々このカードはクラシックカードパックに収録されているセクシーヴァンパイアのリメイクカードであり、ファンファーレ効果はその名残だが、ファンファーレ効果はおまけなのは言うまでもない。
しかし明確な欠点が存在する。それは「早期にドローしないと意味がない」点である。
少なくとも進化解禁ターン以内(先攻5ターン目、後攻4ターン目)には引かないとうま味がない。
デッキ40枚のうち同名カードは3枚だけなので、見かけ上はそこまでこのカードをドローできる確率は高くないように見える。
しかしヴァンパイアには2コスで自傷2ダメージながら2ドローするスペル血の取引、3コスで場に1/1を2体出しつつ2ドローする頭のおかしいスペル悪夢の始まり、自傷1点ながらノーコストで次のターン1ドロー追加するアミュレット不穏なる闇の街とこれでもかとドローカードが揃っている。
これらのドローカードも含めたドロー期待値は言うほど低くないことがわかる。
しかし実装された後のプロリーグでは復讐ヴァンプはメタゲームの餌食に遭い大した成績を残せなかった。まことカードゲームはメタが大事ということがわかる。
左はネタ動画だが実際こんなんだから困る
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最終更新:2025/12/14(日) 03:00
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