若者の○○離れ 単語


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ワカモノガハナレテイッタモノイチラン

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   r ‐、 
   | ○ |         r‐‐、
  _,;ト - イ、      ∧l☆│∧   良い子の諸君!
(⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、.l   若者の○○離れとよく耳にするが、
 |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)   当時群がってたのは今のジジババ共だ!
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|    今の若者は、離れるも何も
│  〉    |│  |`ー^ー― r' |     最初から近づいてすらいないな!
│ /───| |  |/ |  l  ト、 |  
.|  irー-、 ー ,} |    /     i      
.| /   `X´ ヽ    /   入 |

概要

若者の○○離れとは、マスメディアが作り出した言葉であり、○○に食品から思考までありとあらゆる言葉が当てはめられる、ある意味便利な言葉である。

この言葉を好んで使用するのは、言葉を作り出したマスメディアと60代以上の老人ぐらいである。
どちらも若年層(20代から30代)へのレッテル貼りとしてしか使用していない。何故このような言葉をマスメディアが作ったのかといえば、レッテル貼りを行うことによって○○の部分に入る物の消費を促進させようとしたと思われるが、このようなプロバガンダに近い手法はお世辞にも消費喚起の手段になり得るはずが無いというのが筆者の見解だ。
いわゆる「最近の若者は~」という愚痴と同程度の意味や効果にしかなりえない。

そしてこの言葉の最大の問題は、若者自身が最初から近寄っていない(興味を持っていない)物に対して○○離れと呼称している点である。これは単なるミスリードでしかなく、若者にとってはいい迷惑である。

以下にマスメディアが若者が離れたとした物を挙げる。真実であるかは全くの不明である。

若者の○○離れ一覧

各項目をクリックすると該当ニュース記事のページに飛びます。
ニュース記事がない場合、まとめサイト等に飛びます。
厳密なジャンルの定義はないので編集者はそれっぽいところに追加してください。

ジャンル

○○離れの内容

食品・飲料 わさび 外食 コメ ガム 日本茶 かまぼこ 味噌汁
和菓子 果実 牛乳 梅干し カップ焼きそば 漬け物 マヨネーズ
運動 スキー 相撲 野球 メンズブラ スポーツ 赤松の肉離れ - -
生活 就職 会話 消費 理容店 運転免許 百貨店 常備薬 コンビニ
町内会 献血 保険 - - - -
趣味・嗜好品 自動車 旅行 映画 字幕 着うた 2ちゃんねる ゲーセン 腕時計
バイク 煙草 洋楽 釣り パソコン 旅行 賭博(パチンコや競馬など)
CD 麻雀 - - - - - -
結婚 風俗 恋愛 セックス アダルトDVD コンドーム -
思考 犯罪 選挙 暴走族 学生運動 寄付 年賀状 -
情報媒体 テレビ 新聞 雑誌 IT ラジオ -
その他 活字 政治 農業 理科(理系) ものづくり ホテル アカデミー賞
飲み会 - - - - - - -

(新たにマスメディアによって○○離れの記事掲載や報道がなされた場合など、随時追加していってください)

……ただのレッテル貼りにしては数が多すぎると言わざるを得ない。

とはいっても...?

若者の○○離れ一覧を見ていると、世の中のすべてから若者が離れていっているように見えてしまうが、こう見えて離れていないものも多い。以下に代表的な物を挙げる。

若者が離れていないもの:パソコン・携帯電話・インターネット・アウトドア(バーベキュー含む)・料理など         (パソコンに関しては30代のみの話で20代では離れているものとする記事もある)

若者の○○離れの原因

先立つ物がない

ここまで○○離れが広範囲だと何故こうなったのかと疑問を抱く閲覧者もいるだろう。その一番大きな理由として考えられるのは、就職氷河期にぶち当たって就職者自体が少ない30代と、その頃の親の苦労を見てきた20代がちょうど若者世代であるから。
現在20代の平均年収は343万円、30代ですら458万円である。これでは自分と家族を養うだけで精一杯だろう。

要するに消費を抑えるようになっただけである。

つまりそもそも金が無いか、常日頃から不景気が来たときのような「欲しがらない生活」をしているのが原因である。
物心ついた時から不景気なのが当たり前であり、節約しているという意識すらない。高度成長期やバブル期における消費様式は、もはや想像の範疇外なのである。

それ以外にも、学生時代に丁度電子機器が急速に普及しているために、それにしか価値を見出していないことも一因となっている。(昔に日本の国民が三種の神器に価値を見出していたのと同じ)

趣味や消費先・選択肢の多様化・細分化

90年代以来の急速な情報化社会により、モノだけでなく情報も溢れるようになった現在、収入の使い道は多様化・細分化する一方。当然、従来の定番であった消費先に落ちる金の割合は少なくなっていく。
つまり、「若者の○○離れ」はある意味では正解である。
しかし細分化したということは、上記の定番であった消費先以外の業界に落ちる金も同程度に、或いはもっと少ないということでもある。要するに儲かってないのは新たに出来た消費先も同じ、ということ。両者の違いは、単に「昔はもっと儲かっていた」という記憶があるかないか、だけである。

これに上記の「そもそも金が無い」が拍車をかける。少なくなったパイを以前より数多くの業界が取り合えば、実入りが以前より少なくなるのは当然と言える。

問題点

こうしたレッテル貼りの最大の落とし穴が「常識や価値観は時代によって変わる」という事実を無視していることにある。

特に○○離れというレッテル貼りを行う主な記者が、高度経済成長やバブル経済を体験してきた世代であり、所持金や価格という金銭的数値=普遍的な価値という価値観をそのまま刷り込まれた世代と言える。

成長経済から停滞もしくは後退経済へと転換し、ものがあふれ、価格が下がることに価値を見いだすように常識が変化した時代において、 ○○離れというレッテル貼りは単に自分たちの時代の古い常識を下の世代に押し付ける表現に過ぎない。
「昔我々がこうだったんだから、今の若者もこうであるはずである」という"常識"を無意識に振りかざし、多用する人物は時代遅れ、懐古主義者とレッテルを貼られる恐れがあるので、注意が必要だ。

しかし、今の老年層が昔は若年層だったように、若い世代においても今後年を経て、さらに下の世代の価値観の変化に対しても同じようなレッテル貼りをすることは容易に予測できる。
大事なことは、世代や時代によって常識や価値観が変化することを認識し、客観的にその世代を見つめることであり、現在の若者はそれを肝に銘じて年を取ることが大切である。

若者の人間離れ

以上に述べた若者の○○離れとあらゆる意味で一線を画しているのが「若者の人間離れ」である。
詳しくは当該項目へ→若者の人間離れ

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関連項目

  • 若者の現世離れ
  • 若者の人間離れ
  • stop!理科離れ
  • 20代

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