貨物新幹線とは、名称である。
貨物輸送を行う新幹線に対して使用される言葉ではあるが、正式なものではなく便宜上使用されている言葉である。
2011年現在では実際に貨物輸送が行われている新幹線はないが、かつて計画されていたものや現在計画が進んでいるものもある。
東海道新幹線の計画時にあった構想で、旅客輸送の行われていない深夜帯を利用して電車による高速貨物輸送を行うというもの。実現こそしなかったものの実際にこの貨物輸送計画の遺構が新大阪駅~京都駅間の鳥飼車両基地京都方にある本線を跨ぐ高架橋として残っている。
また、当時の計画のコンセプトはJR貨物の「スーパーレールカーゴ」に生かされている。
しかし、この計画は実際には世界銀行からお金を借り入れる為のポーズという面もあった。
青函トンネル及びその前後の区間は計画時より新幹線と在来線の供用区間となっており、北海道新幹線が開業後は旅客輸送を新幹線、貨物輸送を在来線が行う。
しかし、貨物輸送は速度が遅い事やトンネル内ですれ違った際の安全性などの問題が浮上。貨物コンテナを専用列車に搭載して共用区間を走るトレイン・オン・トレインが研究されている。
→「北海道新幹線」「トレイン・オン・トレイン」
現在構想段階の路線で、高速道路の中央分離帯や使用用途未確定の車線などに線路を敷いて貨物輸送を行うもの。
現行の貨物輸送との関係から他の新幹線路線とは違いこの路線は標準軌ではなく狭軌を採用しており、また最高速度も90~100km/hに抑えられている。
また、無人運転や第三軌条方式による電力供給などの違いもある。
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最終更新:2025/12/13(土) 03:00
最終更新:2025/12/13(土) 02:00
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