金の斧とは、イソップ童話の一つである。
木こりが鉄の斧を誤って泉の中に落とすと、泉から女神が現れた。
女神は金の斧を手に木こりに聞く。「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」
木こりは正直に答えた。「いいえ、違います」
女神は銀の斧を手に木こりに聞く。「では、この銀の斧ですか?」
木こりは正直に答えた。「いいえ、違います。私が落としたのは鉄の斧です」
すると女神は三つの斧を手に言った。「正直者のあなたには、この二つも差し上げましょう」
木こりは金の斧と銀の斧を貰った。
後日、この話を聞いた別の木こりが同じように泉の中にわざと鉄の斧を落とした。すると泉から女神が現れた。
女神は金の斧を手に木こりに聞く。「あなたが落としたのはこの金の斧ですか?」
木こりは即答した。「はい、そうです」
すると女神は、たちまちのうちに木こりの前から姿を消した。
結局、木こりは金銀どころか鉄の斧すらなくしてしまった。
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最終更新:2024/05/06(月) 17:00
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