シュガー・マウンテンとは (シュガーマウンテンとは) [単語記事]

シュガー・マウンテンとは、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第7部「スティール・ボール・ラン」の登場人物である。

ごゆっくり概要でも読んでいってください・・・あたしとキャンディとでお客様をおもてなしさせていただきます

「スティール・ボール・ラン」レース 6th STAGE 道中のミシガン湖畔で、大木の番人をしている少女。

一見10代の少女にしか見えないが、推定50年前から番人をしている為、推定66歳。

人形の「キャンディ」とおままごとをしており、話し方から見ても精神的に幼いが、長期にわたって番人をしていたせいか、どこか達観している様子が見られる。

ちなみに盲目で外を歩くときは杖をついている。泉の領域内では走って移動することもできる。

名前とスタンド名の由来は、カナダのシンガーソングライター「Neil Young(ニール・ヤング)」の楽曲「Sugar Mount ain」。

あなた方が泉に落としたのはこっちの「ウサギの耳」ですか?　それとも…………

シュガー・マウンテンの泉
【破壊力:E / スピード:E / 射程距離:E / 持続力:A / 精密動作性:E / 成長性:E】: 　シュガー・マウンテンのスタンドではなく、大木が本体。泉に落ちた聖なる遺体が大木になって成長したような描写がある。; 大木にある泉に物を落とすと、最高級の品物に変質される。泉の番人は落とした人物に、落としたものは「最高級品」か「実際に落としたもの」はどちらかと尋ねる。; 『嘘をつくと』大木に舌をつき抜かれノドから内臓を引き抜かれて死ぬ。; 『正直に答えると』最高級品が貰える。鉄球なら金塊や宝石（ダイヤモンド）に変わり、紙クズなら札束等に変わる。
ちなみに落としたものもちゃんと返してくれる。何回でも試せるので、あっという間に億万長者になることもできる。; まさにドラえもんの秘密道具のような夢の泉である。

「そんなオイシイ話が・・・・・・あると思うのか？おまえの様な人間に」

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そんなうまい話があるはずなく、泉で手に入れた品物は日暮れまでに「取引」して使い切らなくてはいけないという条件が課せられていた。

もしこれらを夕暮れまでに使い切れなければ、大木に「木の実」にされ、次の番人の順番待ちが来るまで死ぬ事もできず何年も待たなくてはいけない。順番が来て木の実から解放されても、大木の守り人になり次に誰かが泉に物を落とすまで待ち、大木の外には出られないのである。もし使い切れたら、木の実にされず、番人及び木の実にされた者は大木から解放され、自由の身になる。

品物の破棄や譲渡は認められず、安売りも不可。また、カジノで相手のイカサマを「見抜いてしまった」場合も木の実化してしまう（この場合、イカサマされた結果を覆すことで防ぐことができる）。

シュガー・マウンテンは父親が「鉄の斧」を泉に落とし、夕暮れまでに「金の斧」を使い切る事が出来ずに、家族全員が木の実にされ、50年もこの大木で順番を待ち続けていた。

ジョニィ達が2人でこの泉に遭遇し、金塊や「聖人の遺体」を手にするが、日没までに使い切ろうとすればするほど財産が巨大に膨れ上がってしまう。そんな折に、大統領からの刺客が迫り戦闘となる中、手にした財産でカジノに来ていた男達をボディーガードとして雇う事で全て使い切り、「聖人の遺体を敵に差し出す」という英断を下した事で泉の条件をクリア、最後はシュガー・マウンテンを含め木の実にされていた全員が大木から解放された。

話の元ネタとして、イソップ寓話の「金の斧」だと思われる。