闘士ゴーディアン 単語


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トウシゴーディアン

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闘士ゴーディアンとは、1979年~1981年にかけて東京12チャンネル(現:テレビ東京)で放映されたタツノコプロ制作によるロボットアニメである。全73話。

概要

以下 ネタバレあり

「視聴率が低かったがおもちゃが売れたので長く続いたアニメ」として知られる。

元々全25話の予定が延長に延長を重ね、あまりにも長く続いたためか、本作にはロボット・ウエスタン・戦争・政治劇・終末論・ゲリラ・幕末・陰謀論・人類進化宇宙人関与説・スペオペなど様々な要素が入り乱れている。

延長に延長を重ねて一年以上というと同社の代表作であるタイムボカンもそうであるが、あちらが完全な1話完結ゆえに延長によるストーリーへの影響が少なかったのに対して、こちらは(当時のアニメとしては)連続性の強い部類のストーリーであったことも、タイムボカンに比べてカオスな印象が強い原因であろう。

2013年4月5日(金曜日)から、ニコニコチャンネル タツノコ劇場において配信される。

配信ページによれば、配信スケジュールは以下の通り。

2013/4/5より毎週金曜日15時に更新!配信開始から1週間無料!
(4/5~7/26・8/9~9/13は3話、8/2は2話、9/20・9/27は1話配信)

その他

  • 前期オープニングの戦闘シーンのやる気のなさが度々指摘されるが、これは第1話で正規の操縦者ではない人間がゴーディアンを動かしていたシーンを、オープニングで使い回しているためである。制作期間の余裕の無さが伺える。
  • 主題歌の歌詞は支離滅裂に感じられる部分も多いが、これは『シャークマン』というデモテープを主題歌に流用して、本作に合わせて無理矢理内容を変えたからである。
  • ゴーディアンで商標がとれなかったときのために、ダンケルジャンというタイトルも用意されていた。
  • 本作の劇伴の一部が『黄金戦士ゴールドライタン』に流用されている。
  • 河森正治がメカ設定で参加しており、そのためかマドピューターのデザインには秀逸なものが多い。
  • 作画は海外丸投げが目立ち、特に中盤以降は全体的に低調である。一方で国内制作回の作画は高水準で安定していた。
  • 吉田竜夫死後に起こったタツノコ混乱期の作品ではあるが、第一話のサーチライトの演出等、野心的な事にチャレンジする旧来のタツノコ的側面もある。
  • とにかくキャラクターが手当り次第に死にまくる(参考サイト)。わざわざ殺さなくても……と言いたくなるほど死ぬ。
    ただでさえタツノコはモブ厳なのに、名前があっても故郷の知人から敵から寝返ったキャラまで満遍なく死ぬ。
    ・・・実はかなりの鬱アニメなのかもしれない。

あらすじ

彗星の異常接近による大災害・ビッグカタストロフによって文明が破壊された時代。人々は分断され、世界各地に作られた都市国家(タウン・シティなど)や集落(ヴィレッジ)に暮らしていた。そんな中、毒魔大帝統率いる秘密結社マドクターの大軍団が侵攻を始めた。

主人公・ダイゴ大滝は、ヴィクトールタウンを防衛するメカコンに入隊するためにカーペヴィレッジからやってきた。しかし入隊したその晩にマドクターの夜襲があり、混乱の中でダイゴは謎の巨大メカに連れ去られてしまう。

ダイゴを連れ去ったのはダイゴの姉・サオリが操るゴーディアンだった。ダイゴは亡き父・大滝博士がゴーディアンを自分専用に作った事を知り、ゴーディアンの圧倒的な力を使いマドクターの巨大メカ・マドピューターを蹴散らしていく。

だがマドクターの策略によりヴィクトールタウンは陥落してしまい、メカコンと市民は大滝博士が対マドクター用に建造したサントーレ砦に逃げ込むことになる。マドクターはヴィクトールタウンを占領し、要塞・毒魔殿をヴィクトールタウンの中心に移動させる。更にマドクターは新型の巨大メカ・闘銃士を繰り出して追撃する。ダイゴはメカコンと協力しながらこれを迎え撃ち、サントーレ砦を死守する。

そんな戦いが続くある日、ダイゴはかつて命を助けてくれたジェロニモ16世に再会する。ジェロニモはインディアンに代々伝わる神話をもとに、人類を救う「太陽のすかし」を求めて旅をしていた。ダイゴ達はジェロニモに協力し、ついに「太陽のすかし」が指し示すものにたどり着く。それは遥か古代、人類発生以前に地球に飛来した異星人・イクストローム星人の宇宙船「アノー号」だった。しかしマドクターの毒魔大帝統もアノー号を狙っていた。

マドクターとの壮絶なアノー号争奪戦に勝利したサントーレ砦。ダイゴ達はアノー号に乗り込み、大滝博士によって予言された第二のビッグカタストロフが来る前に、移住可能な惑星を探す旅に出た。しかしまたしてもマドクターの魔の手がアノー号に迫っていた。

はたしてダイゴ達は移住可能な惑星を見つけられるのか。パンスペルミア説が正しいかどうか、真実が分かる日は来るのか。

ゴーディアン

本作の主役メカ。プロテッサー・デリンガー・ガービンの三体のロボットの総称である。

機構

各ロボの中身はガランドウになっていて、ダイゴが小型ロボ・プロテッサーを装着し、プロテッサーが中型ロボ・デリンガーを装着し、デリンガーが大型ロボ・ガービンを装着する。ロボットというよりは「パワードスーツの重ね着」と言った方が近いかもしれない。

当時の玩具では「内側のロボの肘関節が外側のロボの肩関節に重なり、自由に動く」という機構になっているが、一方で無理に動かすと破損してしまう脆さも抱えていた(子供心に腕を動かそうとする度に、各パーツがしなっている感触が感じられ、おっかなびっくり動かさざる得なかったのは、30年以上を経て尚、記憶に残るトラウマである)。それでも試作段階よりは部品に厚みを持たせていたらしい。

「プロテッサーが脚を前に出すと、ダイゴの膝が逆に曲がってしまうのでは?」とツッコむのは禁止である。
(注:設定上は本来サイズ的に膝が逆に曲がる構造なのはプロテッサーとデリンガーだけで、プロテッサー内のダイゴの足は胴体の中に綺麗に収まっており、ダイゴの膝はプロテッサーの腰のところに来るため無問題)

同様の機構を持つロボットに『クロノスの大逆襲』のバイカンフーがある(ただしバイカンフーは合体する数がゴーディアンより少ない)。また機構はかなり異なるが、『六神合体ゴッドマーズ』のゴッドマーズや『超新星フラッシュマン』のグレートタイタンなどにも、「小型のロボットが大型のロボットの胴体に格納される」というコンセプトが継承されている。

武器・必殺技

プロテッサー

  • ゴーディアンボム
  • 緑光剣(りょっこうけん)

デリンガー

  • マグナムバンチ
  • 赤光剣(しゃっこうけん)

ガービン

  • フットミサイル
  • シャインシェルド/デュークスクリュー
  • グレーシアクラッシュ
  • マイティライボー
  • 白光剣(びゃっこうけん)

この他、頭部側面の耳のようなアンテナを取り外して、メリケンサックにしたり、組み合わせて手裏剣にしたり、マイティライボーに取り付けて槍にする事もできる。

三機合体技

  • アバランチクラッシュ
  • バキュームアタック

これらの技を使用するときは、ダイゴがデリンガーとガービンを遠隔操作している。

その他

  • ゴーディアンは、イクストロンを体内に注入されたダイゴ大滝にしか動かせないように出来ている。無理に動かしたサオリは全身に大やけどを負った。
  • ゴーディアン(特にプロテッサー)はアメフト選手をイメージしてデザインされており、特徴的な形の脚はアメフト選手の履いている細いソックスからきている。
  • 劇中では、プロテッサーを装着したまま炊き出しの列に並ぶダイゴの姿も見られた。

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関連項目

  • 村上克司
  • タツノコプロ
  • 黄金戦士ゴールドライタン(後番組)
  • 山本正之
  • マシンロボ クロノスの大逆襲
  • 新感覚癒し系魔法少女ベホイミちゃん

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