「十字塔の丘」とは、2010年12月30日に投稿された、初音ミクオリジナル曲である。
概要
作者いわく、「今回はエレクトロニカ要素やオーケストラ要素を散らかしたような曲に仕上がりました。」とのこと。
そのコメント通りの期待を裏切らない出来となっている一曲。
歌詞
Lyrics | トーマ |
Music | トーマ |
Illustration | トーマ |
Vocal | 初音ミク |
浮かび掠れる蒼の面影
仄かな泡沫は親しむほど
夢と現の箱庭から
一度 枯らしていた記憶は
憂いを羽織る
戯れた日を刻んだ花びらのように
待っていてくれますか?
貴方を確かめて その頭を撫でるの
虚ろな温もりを重ねて
交わさず飲み込んだ 彩りの言の葉も
淑やかな夜に 贈り震わせ
爆ぜ廻るような幸福でも
眩暈と潜むような不幸でさえも
気付かずに迎えた宵と醒めて
野鳥の聲に掻き消されて
忘れていたの
花瓶に挿した あの日の木漏れ日のように
頬笑んでくれますか?
"愛せない" だとか、"嫌い" だとか
届かなくなってからは、もう。
貴方を失って 丘の道を辿るの
幽かな温もりをなぞって
伝えられずにいた 他愛もない一言
しなやかな朝に もう一度だけ
関連項目
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