やれやれ資本主義とは、蟹工船を超えたプロレタリア文学である。
ストロングスタイルな名言発祥の地 「どろだんご日記」
著者が立ち上げた日記は当初、ユーザーに向け宣伝をする意味合いが多く含まれていた。
しかし資本主義に席巻された今日、著者も現代が孕むさまざまな問題点や矛盾点に着目するようになり、その立ち位置が少しずつ変わっていく。
従来のブログに多い単なる覚え書きにとどまらず、著者自身の経験を活かした論評を展開。その独自の視点(特に笑いに対する持ち前のスタンス)から社会問題の核をひも解こうとするスタイルが一定の層に受けており、数あるブログの中でもひときわ異彩を放っている。また一見すると論評とは思えない独特の含みのある文体は若年層に対する配慮であり、著者の視野の広さが垣間見える。
個人主義的な話題のみならず、病んだ社会に向かい合おうとするその姿勢は、プロレタリア文学的なものを思わせる。まさに平成の小林多喜二である。
反応・評価
著者独自の言葉選びに、ユーザーからは絶賛の声が絶えない。特に、「やれやれ資本主義」というフレーズには多数のファンが存在している。
とあるユーザーに「蟹工船を超えたプロレタリア文学」であると言わしめたほどであり、著者が平成の小林多喜二と呼ばれる所以はここにある。
ただし、著者のブログが評価されるきっかけとなった番組がインターネット限定だったため、その流行は局地的にならざるを得なかった。そのため、ファンからは「もっと評価されるべきだ」という声が上がっている。
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