サンロクマル!サンロクマル勝ちました!とは、2010年7月3日の幕張メッセで行われた「アイドルマスター 5thAnniversary」ライブ内の「アイドルマスター2」1stPV上映において、その場にいた一人の名も無きプロデューサーが発した一言である。
概要
上記アイマス2の初上映PVのラストにおいて、発売ハードがXBOX360独占である事が明らかになりその直後に「サンロクマル!サンロクマル勝ちました!」たる雄叫びをマイクが拾ってしまう。一見異質にも見えるが、この時会場に居たファンや、後でアイマス2発売を知ったファンなど、大部分のファンは5年越しでついに出たアイドルマスターのナンバリング続編に様々な期待を抱き、ボルテージが上がるのも無理ないことだったのだ。
またアイドルマスターは初出がアーケードではあるものの、コンシューマへの初めての移行はXBOX360にて行われ、その後発売ハードをPSP、DSと転々としていた。こうしたプラットフォーム変遷の中、初のナンバリングタイトル(=正式な続編)としてアイドルマスター2はXBOX360へ「原点回帰」をしたのである。長いプロデューサー生活をXBOX360と共に歩んできた人にとっては、興奮と共に迎えられることなのだろう。
まさか、その約2ヶ月半後の9月18日に期待を大きく裏切られることになるとは、彼に限らずおそらくアイマスファンのほとんどは当時予想していなかったことだろう。9・18事件が起こり、さらに追い打ちでそのおよそ1年後にPS3版の実質完全版が出てXBOX360版が蚊帳の外に追いやられた今となっては、どこか虚しく、哀愁を感じさせる叫びに聞こえてしまう……
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