水島Pとは、漫画「アイドルマスターrelations」に登場するキャラクターを指す、非公式の呼称である。
概要
漫画「アイドルマスターrelations」に登場する、765プロダクションのプロデューサー。
眼鏡をかけた、おそらく20代半ばの男性。スーツの下のタートルネックが特徴。
本名は不明。
水島Pという呼称は、単行本第一巻初回限定版特典ドラマCDにおいて水島大宙が声を当てたことに由来する。
キャストの名前から採るのは、ドラマCD「Scene」「New Stage」において泰勇気が演じたプロデューサーが泰勇気P(泰P)と呼ばれていたことに倣っている。
他に、「リレP」と呼ばれることもある。
来歴
新人プロデューサーとして、初めてのプロデュースで如月千早を担当した。
二人の活動は順調に人気を得ていくが、次第に千早の才能に指導力が及ばなくなり、千早の才能を潰すことを恐れた水島Pは、プロデュースを断念する。
その後、如月千早はトップアイドルとなった一方で、水島Pは新人のスカウトなどを行い、「敏腕プロデューサー」の肩書きを持ちながらも、誰かのプロデュースを担当することはしばらくなかった。
スカウトした水瀬伊織、萩原雪歩、星井美希(ただし、最初に声を掛けたのはスカウトを手伝っていた天海春香)はトリオユニット「ナムコエンジェル」として、如月千早には遠く及ばないものの一定の人気を得ていたが、このユニットの解散を条件に、星井美希のソロ活動の担当として、プロデュース業務に復帰することになる。
迷言
「…済まない」 「俺には…区別がつかない」 「最近の君に…俺は…ついていけない」 「君の言ってることがまったく理解できない」 「俺の力なんか…もう必要ないんじゃないのか?」 「君は あまりに高い場所に行ってしまった」 「俺の期待を遥かに超えて…な」 「君は間違いなく天才だ だけど俺は 「千早の才能を理解できる人間に指導を受けたほうがいい」 「俺との時間が 君にとってはもう無意味だ」
それまで有能なイケメンとして認識されていた水島Pの評価を一変させた伝説級の迷言である。
他のシーンでは「千早にとっては そんなものだったんだよ…」など、千早の方から捨てられたかのように振る舞っているのが、めめしさに拍車をかけている。
しかしながら、「アケマスの初プロデュースで、高難度キャラである千早なんて担当したら、誰だってそーなる。おれもそーなる。」という、ある種の共感も得ており、千早のPにとっては、同じ過ちを犯さないための戒めとして伝わっている。
ちなみに、このようなシチュエーションを表すために使われる「俺はもう何もしちゃいけないんだ」という台詞は、本作中には存在しない。
しばしば読者から無能と揶揄されるが、プロデュース業務に復帰してから東豪寺プロダクションの妨害が起こるまでは、新人ばかりのアイドルたちも順調に仕事を得ており、プロデュースは快調であった。
当初から音楽に対して造詣の深い千早からも「音楽詳しいんですね」と評され、人手不足からP代理も行なっている秋月律子や音無小鳥、他の所属アイドルたちからも信頼を得ており、他者からの評価は良好である。
企画やプロモ素材の作成も行うなど、基本的には有能と見ていいだろうが、なまじそうした技術面でのサポートが優秀だったからこそ、精神面のケアにまで思い至らなかった結果が千早プロデュースの失敗と考えられる。
同じく、水準以上の指導力を持ちながらも、自身の精神面の問題によって担当アイドルに負担を掛けた尾崎玲子との類似性がたびたび指摘される。
「自分は担当アイドルと一緒に居ない方が相手のためになる」といった思考は、特に一致している点である。
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