江口拓也のぼっちラジオ。とは (エグチタクヤノボッチラジオとは) [単語記事]

江口拓也のぼっちラジオ。とは、アニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』のWebラジオである『総武高校奉仕部ラジオ。』のラジオ内の番組で、主人公・比企谷八幡（ひきがやはちまん）役、そしてぼっち党総裁である声優・江口拓也によって展開される、ぼっちの、ぼっちによる、ぼっちの為のラジオ番組である。

概要

animate.tvで放送されているウェブラジオ『総武高校奉仕部ラジオ。』が終わり、パーソナリティの早見沙織（雪ノ下雪乃役）と東山奈央（由比ヶ浜結衣役）が収録ブースから完全に退出した後、独りぼっちでヌルッと始まる、江口拓也のラジオ番組である。

前半の早見沙織と東山奈央の『奉仕部ラジオ』がメインで、後半の『ぼっちラジオ』はあくまで「ラジオ内番組」でありオマケみたいなものであるが、むしろこちらを本編としている潜在的なぼっちリスナーは想像以上に多く、人気の高いラジオ内番組である。前半の奉仕部ラジオ収録時も、衝立で仕切られた奥で用意された暇つぶしグッズとともに待機しており、奉仕部ラジオの番組内で早見・東山両人が総裁に電話（手作り）をかけることもある。

唯一のコーナー「ぼっち党が公認します」のコーナーでは毎回リスナーからメールで素晴らしいぼっちエピソードが届き、次々とぼっち党総裁から公認されてゆく。全体的にリスナーのレベルが（色んな意味で）高く、総裁もスタッフも笑わされる。ぼっち党員はTwitter等の名前に「＠ぼっち党員」などと付けることを総裁から推奨されている（公認・非公認・自称を問わない）。

ラジオ内では、総裁・江口拓也録りおろしのアカペラ BGMが流れている。…と言えば聞こえはいいが、歌っているというよりは「ﾃﾚﾚﾚﾚ」「ぼっちぼっち」「ﾃﾚﾚﾚﾚ」とか叫んでいるだけの、音楽というかガヤというか喧騒である。耳障りなのだが、慣れてくると心地良くすら感じ、ぼっち党員にも地味な人気がある（かもしれない）。
一度、公開録音の回に早見沙織・東山奈央バージョンも流れた。DJ CD2枚のアニメイト予約特典には、アカペラ BGM ベスト版（早見・東山二人ver、三人verを含む５曲）がついてくる。

2013年 3月29日のプレ配信2回目から、第2・4金曜日に配信されてきた『ぼっちラジオ』だったが、同年7月26日更新の第7回にて、惜しまれつつも最終回を迎えた。これにてぼっち党は解散、江口拓也は総裁の座を降りた。奉仕部ラジオとぼっちラジオの間を阻んていた衝立は最終回についに取り除かれ、両ラジオの融和がなされた（2013 俺ガイルベルリンの壁崩壊）。しかし、DJ CD・特典等でぼっち党の展開は続くし、ぼっち党は永遠に不滅である。終了後も、Twitter等での「@ぼっち党員」という名前が消えることはなかった。

しかし、ついに2013年 9月19日、『奇跡の限定復活特番』が配信。これは、同日に発売されるPSvitaのゲーム『やはりゲームでも俺の青春ラブコメはまちがっている。』のPRと、江口元総裁による新党立ち上げのお知らせなどを兼ねた特番である。
立ち上げられた新党の名は「自由ぼっち党」。復活特番で公認された党員と、自主的に新党の党員になりたいリスナーは、「@ぼっち党員」に代わり「＠自由ぼっち党員」とすることを推奨される。ただ、まぁどうせ境界線が曖昧になっていると思うのでどちらを使ってもそう変わらないとおもいます。もちろん、ラジオが終わってもずっとぼっち党員の名を使い続けてもいい。寧ろ推奨。