ザル(笊)とは、調理器具の一つで、網状に結った半円形の器具。
水切りや粉末状のものを落とすことなどに使う。
転じて抜け落ちた点が多すぎて効果がない=意味が無いことを意味する単語としても使われる。
「ふるい(篩)」と類似点がある器具であるが、ザルは液体を、ふるいは粒状・粉状のものをより分けることに使われることが多い。また、ザルは「余分な水分を下に落として、必要なものを上に残す」目的で使われることが多く、一方ふるいは「粒が粗いものを上に残して、必要なものを下に落とす」目的で使われることが多い。
ザルにまつわる単語
- ザル - 酒に強く、大量に飲酒しても酔いつぶれない人。酒をザルに注いでも溜まらずに通り抜けるだけであることからのたとえ。
- ザル警備 - 安易に侵入者を許してしまう危機感のない警備のこと。
- ザル法 - 法律の穴が多すぎて存在する意味がほとんどないとされる法律のこと。
- ザル記事 - 現時点でのこの記事のことを指す。
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