入社式とは、新入社員を前に会社首脳の訓示等を行う式典である。入社式という名前のほか、入行式、入庫式、入組式、入庁式、辞令交付式、入職式などと呼ばれることもあるが、だいたいやることはどこでも同じ。
概要
新卒一括採用方式を基本とする日本独特の風習で、諸外国ではあまり見られない。少なくとも筆者は外国での事例を知らない。
その社の一員としての自覚を新入社員に持たせるなどの目的があり、全国的に名の知れた大企業の入社式は全国ネットのニュース番組などで取り上げられることもある。
普通入社式と言えば出席しているのは新入社員と幹部社員ぐらいなものだが、保護者などの家族が参加する事例もある。例えば静岡鉄道では入社式後に新入社員の親向けにグループ会社の見学ツアーを実施したり、オタフクソースでは「新人が働くことに迷った時、親が会社を知っていれば子の考えを鵜呑みにせず助言してもらえる」という考えから家族の出席を認めたりしている。一方で家族の出席を認めない会社もあり、そのような企業の体性に対して不満を述べた保護者が存在し、人事部を悩ませたという例が存在する。
ちなみに入社式の実施日はどこの会社もだいたい4月1日である。4月1日が休業日に当たる場合はその直後の平日となることが多いようだ。なので4月1日が平日で、尚且つこの日にもう2度とないイベントが開催される時には・・・。(※リンク先に他意はありません)
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