概要
全身黒く、首は長め、嘴は中くらい。コロニーを作って繁殖する。東京上野不忍池のコロニーなどが有名。
鵜(ウミウ)を使って魚を獲る、鵜飼いという伝統漁法があり、岐阜県などで行われている。とくに長良川のものが有名。
鵜は魚を噛まずに丸のみにする。ここから転じて、人の話をよく考えずそのまま信じてしまうことを「鵜呑みにする(うのみにする)」と言う。
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漢字として
- 意味
- 鵜鶘、鵜鴃という語で使われる。
- 鵜鶘はペリカンのこと。ほかに鴺胡、鴮鸅、汚沢、洿沢、淘河、淘鵝、伽藍鳥という呼称がある。鵜鴃はホトトギスのこと。
- 〔説文解字〕の本字は鴺で〔説文・巻四〕に「鴺胡、污澤なり。鳥に从ひ夷聲」とある。鵜は「鴺、或ひは弟に从ふ」と異体字として載っている。〔爾雅・釈鳥〕に「鵜、鴮鸅なり」とある。
- 日本語では、ウのことをいう。
- 字形
- 形声で声符は弟。鴺も形声で政府は夷。
- 音訓
- 音読みは、テイ(漢音)。訓読みは、う。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。2004年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 鵜鶘・鵜鴃
異体字
関連項目
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