漢字として
- 意味・字形
- 上が空いた字形。〔説文解字・巻二〕には「口を張るなり」とあり、口を開けた様子の象形とする。ほかに、凵(カン)と函、坎、臽などが音・義が通じることから、たて穴や箱の象形とする説がある。
- 音訓
- 音読みはカン(漢音)、訓読みは、はこ、つちあな。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 部首
- 凵は部首凵部を作る。部首としてはかんにょう、うけばことも呼ばれる。凵に従う字の他に、筆画として凵を含む字(凶、凸など)を収める。
- 互換文字
- ⼐はUnicodeにおいて凵と互換とされる字で、部首としての凵を表す。
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