「双頭の鷲の旗の下に（そうとうの わしの はたの もとに）」作品192、「Under the Double Eagle」は、J・F・ワーグナーがオーストリア＝ハンガリー帝国の軍楽隊長を務めていた時期に作曲した軍楽用行進曲である。
日本では運動会の入場曲やゲーム「パロディウス」のBGM（8面の一部）などとして有名。
概要
曲全体が4分の2拍子で書かれた変ホ長調（Key:E♭Major）のため、現代吹奏楽の編成でも演奏が可能。
トランペットを中心としたファンファーレから始まり、全体を通して付点八分音符の軽快なリズムで曲が進む。次の荘厳な第2マーチは一般的な行進曲と同じようにチューバ（スーザフォン）や低音木管などが担当する。Trioでは木管の伸びやかなメロディが流れていく。
このあとは、ファンファーレがもう一度流れずに終わる楽譜、最初に戻りファンファーレがもう一度演奏され第1、第2マーチを流して終わる楽譜の2パターンがある。
双頭の鷲は当時の帝国の象徴であったため、レコードの表紙にはエンブレムが書かれている。
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