概要
鳥類の分類でタカ目タカ科に属する鳥のうち、その地域で見られる中で比較的大きめなものを指す通称。タカ科で小さめなものを鷹と呼ぶが明確な区別はない。『トリビアの泉』でも「生物分類学上タカとワシの違いは適当」というトリビアが紹介されたことがある。
例えば、カンムリワシはクマタカより基本的に小柄だが、カンムリワシが生息している八重山列島地域ではカンムリワシより大柄なタカ目の鳥はおらず、クマタカが生息する九州以北の地域ではクマタカよりも大きいイヌワシなどのタカ目の鳥が生息している。このためカンムリワシを鷲、クマタカは鷹と呼称される。
ワシ類は大型の鳥で、グライダーのような長く大きい翼を有しており、その翼を開き、上昇気流に乗り、あまり羽ばたくことなく大空を飛ぶ。その雄大な姿から、太陽を直接見ることができる唯一の鳥と古代から見なされ、太陽を象徴する存在として描かれることも多い。
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