大宇・アカディアとは、韓国の自動車メーカーである大宇自動車が1994年から1999年まで生産/販売していた大型セダンである。
概要
1994年に発売された大型セダンで、当時提携関係にあった本田技研工業の大型セダンであるレジェンド(KA7)のバッジエンジニアリングモデル。
外装はエンブレムを除けば北米仕様のアキュラ・レジェンドそのものであり、エンブレムを交換することでアキュラ仕様やホンダ仕様にすることが容易であった。
1999年には生産を終了、2003年にはアフターサービスが当時設立されて間もなかったホンダコリアに移管されることになった。
歴史
エンジンはホンダ製のV6 3200ccのみの設定、トランスミッションは4速オートマチックのほか、5速マニュアルも設定された。
当初からあまり売る気がなかったのか、装備されたエアバッグのセンターには北米仕様と同じ「ACURA」の文字が入った仕様のものがそのまま使用されており、1997年ごろにようやく「DAEWOO」仕様に変更となった。
また、フロント/リアに装着されたCIエンブレムは短期間のみ採用されていた「Dが対になって配置されるデザイン」が生産終了まで採用されていた。
1999年には生産を終了、実質的な後継モデルは当時大宇自動車傘下であった双龍自動車のチェアマンであった。
関連項目
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