悔しい…ですよね?とは、保険会社「アフラック」のテレビCMでの櫻井翔の発言である。
知りたい…ですよね?
アフラックのCMは、宮迫博之や三谷幸喜など「がんを経験した人々がその辛さとどのように向き合ったか」を櫻井翔がインタビューする内容となっており、同じ境遇のがん患者とその周囲の人々を応援するというコンセプトで作られていると思われる。
本CMでインタビューを受けたのは、2015年に喉頭がんをきっかけに声帯を全摘出したミュージシャンのつんく♂。
櫻井翔:がんが見つかった時の気持ちは…?
つんく[1]:(頷く) 「俺が、がん。」 「しかも、喉に。」 「45歳で。嘘やろ。」
櫻井翔:悔しい…ですよね?
つんく:(頷く) 「でも…。手術をして一番大切にしてきた声を捨て、生きることを選んだ。」
つんく:(頷く)
シャ乱Qではボーカルを務めた他、モーニング娘。などのアイドルプロデュースを行う等、幅広い音楽活動を続けてきたつんく♂にとって、まさに大事な武器の一つである声帯を失うことがどれだけ無念だったか、そしてその思いを同じく歌手活動を行う櫻井翔が共感することについて、おかしいことは全くない。
が、そもそもアフラックのインタビューCMシリーズ自体が、不特定多数の目に留まるテレビCMとしては、がん患者をダシにした感動の押し売りっぽく見えてしまう人もおり、それを皮肉る際にこの発言がネタにされることがある。
見たい…ですよね?
読みたい…ですよね?
脚注
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 1
- 0pt

