ネタ(ねた)とは、寿司でご飯と一緒に握る具材全般をさす言葉である。
すし屋の大将「今日はいいネタ(魚)が入ったよどうだい?」
寿司には仕込みがいるのでそこから取って、笑いの要素を仕込んだ場合などにも使われる言葉である。
概要
元々は「種(タネ)」と呼ばれていたものを逆さまにしたものである。
種(タネ)→ ネタ
タネとは植物の種子を原義として、物事の一番大事なものや中核に存在するものを表す単語である。(例:タネを隠す。悩みのタネ。ご飯のタネにする。)
そこから江戸時代あたりに、「寿司のタネ」のことを「寿司のネタ」などと逆さまに呼び始め定着した形になる。江戸時代は一部で逆さま言葉が流行っていた。例を上げれば新しい(あらたしい)を新しい(あたらしい)などと呼び現在に定着したものもある。
基本的にはネタはタネと同じく「物事の一番大事な部分」の意味で使われている。「手品のネタ」「新聞のネタ」「漫才のネタ」など。
また「漫才のネタ」や「お笑いのネタ」の意味から派生して、「ネタ」は「あらかじめ考えて置いた笑える内容」「ギャグ・冗談」等の意味でも使われている。(例:怒るなよネタだよネタ。)
言い訳としてのネタ
「ネタ」と言う言葉は上記のように基本的にポジティブな意味合いを含み、特に物事を冗談めかして緩く表現するのに向いた言葉となっているが、それが転じて不快な言動や迷惑行為を正当化する逃げ口上として扱われることも増えてしまっている。
お笑い・漫才などのネタにおいても少なからず侮辱的・攻撃的な部分を含むこともあり、それがまた評判を生み出すことは多々あるが、その度合いを誤ってむしろ非難を浴びてしまうという自体も少なからず存在する。
また「ネタ」として「いじっている」つもりの行動が対象やその周辺にとっては不快であったり、次第にエスカレートしていじめ同然の状況へ陥ってしまうという展開も散見される。
そのような状況で「ネタをネタと~」などと言い張っても状況が好転するどころか逆に悪化の一途を辿るばかりである。ネタが滑った原因を他者に求める事は間違いであり、ネタを扱う者としての責任が重要であると言える。
224 : ななしのよっしん :2015/01/04(日) 06:08:48 ID: KPXPgXs6vV
そもそもネタは性質上、反応が負にも正にもなるんだから
「これネタだから」ってさも相手が空気の読めない、常識のない人間だと言うような逆切れすること自体おかしい
行動自体が矛盾している
極端な例えをするなら
包丁を相手の喉元に突き付けながら、「こいつは料理道具だ、人殺しとは何の冗談だコラ」とマジ切れする狂人のようだ
ネタは正しい場、正しい相手を選んで使うべきだ
自虐ネタや罵倒ネタ、荒れやすいネタは特にだ
そんなの気にせずにむやみやたらにネタを振り回す奴こそ買ったばっかりのおもちゃで悪戯をする常識のない子供だ
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