漢字として
- 意味
- 染める、感染する、色を塗る、影響を与える、汚れる、しなやかである、という意味がある。〔説文解字・巻六〕には「繒(きぬ)を以って染めて色を爲すなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕は声符を杂とする形声としているが、杂は〔説文〕未収録で意味が不詳。ほかに朶声の形声説、水+朶の会意説、水+木+九の会意説(裴光遠)がある。
- 音訓
- 音読みはゼン(漢音、呉音)、セン(慣用音)、訓読みは、そめる、しみ、しみる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校6年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 声符
- 染を声符とする漢字に、媣、𩃵などがある。
- 語彙
- 染液・染汚・染指・染色染・染織・染髪・染毛・染料
異体字
- 2
- 0pt
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