漢字として
氛
- Unicode
- U+6C1B
- JIS X 0213
- 1-61-68
- 部首
- 气部
- 画数
- 8画
- 意味
- 吉凶の気、雲気、祥気、悪い気、妖気、わざわい、という意味がある。
- 古代中国に雲気を見て吉凶を占う風習があり、とくに悪い気の方を氛という。〔春秋左氏伝・昭公十五年〕に「梓慎曰く、禘の日、其れ咎有り。吾れ、赤墨の祲を見るに祭祥に非ざるなり。喪氛なり」とある。梓慎が雲気を見る記述は〔春秋左氏伝・昭公二十年〕にもあり「梓慎、氛を望みて曰く~」とある。
- 〔説文解字〕には「祥气なり」とある。
- 字形
- 形声で声符は分。
- 音訓
- 音読みは、フン、訓読みは、き、わざわい。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 氛埃・氛囲気・氛氳・氛気・氛霓・氛祥・氛祲・氛霾
異体字
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