瀞(とろ、どろ)とは、川の流れが緩やかで波の立たないところのことである。峡谷・渓谷の地名によく出てくる。瀞峡、瀞八丁、長瀞など。
漢字として
瀞
- Unicode
- U+701E
- JIS X 0213
- 1-38-52
- 部首
- 氵部
- 画数
- 19画
- 意味
- 清らか、清浄、きれいな水、という意味がある。日本語では、川の水の静かなところ、という意味がある。〔説文解字・巻十一〕には「垢薉(こうわい)無きなり」とある。〔段注〕に「古くは瀞、今は浄」とあり、浄の古文ともされ、声義ともに通じる。
- 字形
- 形声で声符は靜。
- 音訓
- 音読みは、セイ(漢音)、ジョウ(呉音)、訓読みは、とろ、とろむ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。 JIS X 0213第一水準。
異体字
- 2
- 0pt