漢字として
狹
- Unicode
- U+72F9
- JIS X 0213
- 1-64-37
- 部首
- 犭部
- 画数
- 10画
陜
- Unicode
- U+965C
- JIS X 0213
- 1-79-93
- 部首
- ⻖部
- 画数
- 10画
- 意味
- 旧字体は狹。
- せまい、せばめる、心がせまい、(獣と通じて)けもの、という意味がある。
- 〔玉篇〕に「狎と同じ。今、闊狹と爲す」とあり、狎の異体字だが広い・せまいの意味でも使われるとある。〔説文解字〕には載っていない。新字体の狭について〔干禄字書〕は、狭を正字、狹を通用の字としている。
- 字形
- 形声で声符は夾。夾は挟むという意味の字で、狭いの意味がある。
- 音訓
- 音読みはコウ(漢音)、キョウ(呉音)、訓読みは、せまい、せばまる、せばめる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 狭隘・狭軌・狭義・狭窄・狭量
異体字
- 狹は旧字体で人名用漢字である。JIS X 0213第二水準。2004年に常用漢字表の参考字体から格上げされた。
- 𠩘は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔字彙〕は狹をこの字の俗字としている。〔説文〕には「𠪮なり」とある。
- 陜は、〔広韻〕に狹と同じとある異体字。JIS X 0213第二水準。
- 陿は、〔広韻〕に狹と同じとある異体字。JIS X 0212補助漢字。
- 峽(峡)は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 簡体字も狭。
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