現代・サンタモとは、現代自動車が1995年から2002年に生産、販売していたミニバン型の乗用車である。
概要
当初は現代精工(現:現代モービス)自動車事業部が製造、現代自動車サービスが販売を担当していた。
2代目の三菱・シャリオをベースに開発されており、外装デザインは細部を除いてシャリオの前期モデルとほぼ同じであった。
搭載されるエンジンは三菱の4G63(現代自動車社内呼称:G4CP)で、グレードによりSOHC/DOHCの2種類が設定されていた。
当時の韓国ではミニバン=ワンボックス型(起亜・ベスタ/現代・グレース等)が主流であり、本車はCM等でミニバンではなく「新概念多目的自動車」として宣伝されていた。
1996年8月5日にはグリルガード、オーバーフェンダー、再度ステップ、背面スペアタイヤ等の専用装備を追加した「サンタモプラス」を追加、以降販売の大多数がこのモデルとなる。
本車は大きなフェイスリフトは行われなかったが、フェイスリフト版として開発されていたモデルは起亜自動車から「カースター」の名称で販売されていた。
関連項目
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