肘とは、腕の中程にある曲げられる部分のことである。膝ではない。
概要
上腕と前腕がつながっている関節(肘関節)、および肘関節につながっているあたりが肘である。肘を折り曲げることで手を胸の方に寄せることができる。
肘の、とくに出っ張った部分は固く、格闘などで打撃に使われる。エルボーを参照。
漢字として
- 意味
- ひじ、人の肘を捉えてとどめる、という意味がある。また長さの単位で、2尺もしくは1尺5寸のこと。
- 〔説文解字・巻四〕に「臂の節なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕は肉+寸の会意で、寸は、手の脈のあるところ(寸口)の意とする。ほかに寸声の形声説などがある。
- 音訓
- 音読みはチュウ(漢音)、訓読みは、ひじ。
- 規格・区分
- 常用漢字である。JIS X 0213第一水準。 2010年に常用漢字に採用された。
- 語彙
- 肘腋・肘腕
異体字
関連項目
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