肥前三川信号場とは、長崎県長崎市にあるJR九州・長崎本線の信号場である。
概要
長崎本線新線(市布経由)の長崎トンネル(6,173m)内に設置されている行き違いのための信号場である。「三川」は所在地の三川町から取られており、室蘭本線に三川駅が存在することから区別のために「肥前」が付けられた[1]。
一線スルー方式であり、待避しない列車は高速で信号場を通過する。
特急かもめや、快速・区間快速シーサイドライナーが走行する列車本数が多い区間であるため、当信号場で行き違いする列車は多数設定されている。
長崎トンネルは携帯電話の電波が繋がらないことがあるため、行き違い待ちの列車の利用客にとっては少々苦痛かもしれない。
新線については高速化を目的として喜々津駅〜浦上駅間を出来るだけ高速で走れるルートとしたため、トンネルが多い区間となった。ただ旧線含めて複線相当として単線として建設したこともあり、距離が長い現川駅〜浦上駅間に行き違い設備が必要となったため設置されることになった。
当信号場には地上に繋がる斜坑が存在しており、非常時は避難通路として使用される。
隣の施設
| 隣の駅 | 当信号場 | 隣の駅 |
|---|---|---|
| 浦上駅 | 肥前三川信号場 | 現川駅 |
関連動画
関連項目
脚注
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