踏とは、踏むという意味の漢字である。
漢字として
蹋
- Unicode
- U+8E4B
- JIS X 0213
- 2-89-44
- JIS X 0212
- 64-13
- 部首
- 𧾷部
- 画数
- 17画
- 意味
- ふむ、ふみつける、足踏みでリズムをとる、調べる、ふみあるく、履物。
- 〔説文解字〕の本字は蹋で、〔説文・巻二〕に「踐(ふ)むなり」とある。踏は蹋の異体字で、〔康煕字典〕に「今文、踏に作る」とある(通用する別の字としている書籍もある)。
- 字形
- 形声。声符は沓。
- 沓に踏みつける意味があるとする説や、沓も蹋の声符である𦐇も、祝器を汚す意があり踏むことに呪的な意味があるとする説(白川静)などがある。
- 音訓
- 音読みは、トウ(漢音、呉音)、訓読みは、ふむ、ふまえる。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 踏査・踏踏・踏翻・踏伏・踏切
異体字
- 蹋は、〔説文〕の本字。形声。声符は𦐇。JIS X 0213第四水準。JIS X 0212補助漢字。
- 蹹は、〔干禄字書〕に蹋の通用の字とある。〔集韻〕に蹋・踏の異体字とある。JIS X 0212補助漢字。
- 𨅵は、〔字彙補〕にある異体字。
- 𨆀は、〔正字通〕に蹋の譌字だろう、とある字。
- 𣥂は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔説文〕などには、止の左右逆さまの字として載っている。
他漢字からの書き換え例
- 0
- 0pt
この記事は自動でリンクされないように設定されています!

