また鼠色のこと。
漢字として
- 意味
- ネズミ、ネズミのような、いやなもの、こそこそとした、小人物、(癙と通じて)憂える、心配。
- 〔説文解字・巻十〕には「穴蟲の緫名なり」とある。〔広韻〕に「小獸の名なり。善く盜を爲す」とある。
- 字源
- ネズミの全身の象形。上の臼のような部分がネズミの歯にあたる。
- 音訓
- 音読みは、ショ(漢音)、ショ、ソ(呉音)、訓読みは、ねずみ。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第一水準。
- 部首
- 鼠は部首である。鼠や鼠に類する動物に関連する字が属する。
- 語彙
- 鼠牙雀角・鼠肝・鼠肝虫臂・鼠蹊部・鼠思・鼠窃・鼠盗・鼠輩・鼠伏・鼠糞
異体字
- 䑕は、〔正字通〕に「俗、省して䑕と作(な)す」とある異体字。Unicodeにも略体(a non-classical abbreviated form)とある。
- 𠏙は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𣆎は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𣆨は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。
- 𦥩は、〔康煕字典〕に引く〔正字通〕に「䑕と同じ。漢仙人唐君碑に見ゆ」とある異体字。
- 鼡は、日本の俗字。JIS X 0213第二水準。
互換文字
鼡
- Unicode
- U+9F21
- JIS X 0213
- 1-83-75
- 部首
- 小部/⺍部
- 画数
- 8画
- 1
- 0pt