Sumotori Dreamsとは、ブロック人間で相撲を取るゲームである。
ファイルサイズは97kB。
概要
物理演算を用いて作成された相撲ゲームで、ブロック人間がこけそうになると勝手にバランスをとって踏ん張ろうとする。
…が、重心が軽すぎるので立っているだけでも精一杯、歩けば千鳥足でその上こけるというスケートリンクのような状態になっている。
つっぱれば両者ともこけ、段差に触れるたびに足を滑らせ、勝負俵を踏んでは倒れる。中には立ち合った瞬間に倒れて負けることも。
動画を見ると爆笑モノだが、実際にやってみると思ったように動けずなかなか難しい。
土俵に体がつけば敗北で、勝負が決まると勝者の色のブロックが投げ込まれ、対戦相手同士で礼をしようとする。が、上述のようにまともに立つことすら難しいようで、しかも両者礼をしないと終われないので、ともすると先に立った方が待っている間にこけることもある。
また立ってはこけをくりかえして、土俵脇のフィールドからさらに転落する事もある。
尚おまけモードでブロック人間にブロックを飛ばして当てることが可能。もちろん当たればこける。敵も味方も。
実は有償ソフト。正式版と試用版、スクリーンセーバーがあるが、正式版は$5.00を支払わないといけない。
まさかのiOS版・Android版が登場。値段はどちらもお手頃価格の100円。
2021年5月3日にまさかのSteam版が登場…というより個人での販売を止めてSteamに委託した模様。値段は520円。
Steamでのタイトルは「Sumotori Dreams Classic」に変更、またSteam Remote Play Togetherに対応しネットによる疑似ローカルマルチが可能となっている。
誰得
このゲームの凄いところは、BGMを含む音声、グラフィック、物理エンジン、相撲らしき挙動をするAIまでも含めて、僅か97kBの実行ファイルに収めている、という点である(ちなみに、フロッピーディスクにさえ余裕で収まる)。これだけの低容量で物理演算をさせるというのは、それだけで相当に高度な技術力を必要とする。酔っ払い同士の揉み合いみたいな動きをするが、別に作った人が馬鹿というわけではなく、むしろプログラマーとしては神の領域にあると言える。
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