Vリーグとは、日本におけるバレーボールリーグのかつての名称であり、下部リーグにV1リーグがある。2006年をもってVリーグはV・プレミアリーグ、V1リーグはV・チャレンジリーグと名称変更している。
年度や世界大会のスケジュールにより異なるが例年12月に開幕し、4月に優勝決定戦が行われる。
以下、Vリーグは日本におけるバレーボールリーグの名称として取り扱い、本項においてはV・プレミアリーグの内容を中心に説明していくこととする。
歴史
1967年5月13日に前身である日本リーグが発足。リーグ戦としては今のプロ野球、Jリーグに次ぐ歴史である。この当時は男女各6チームがしのぎを削っており、名前や形を変えて今も残っているチームもある。
その後、バレーボール界は人気・実力ともに低迷していくが、1993年のJリーグ発足を機に
『バレーボールでもプロ化を目指して新しくリーグをつくろう!』
という動きが活発化する。そして翌年の1994年、プロ化を視野に入れた構想案が作られ、同年12月17日、Vリーグは誕生した。当初は1998年までにプロ化を目指していたが、1996年に断念してしまっている。
という動きが日本バレーボール協会内で起こり、2003年に内部組織としてVリーグ機構を設立。ホームゲーム制度(チームがゲームを主催して、そこで得た収益がチームに入るようにした)もこの時に導入される。2005年に日本バレーボールリーグ機構として独立、法人化する。これを機に、それまで全日本等々の活動により出場を見合わせていたアジアクラブ選手権に、日本のチームも出場するようになり、世界への門戸を開いた。
翌2006年に、それまで下部組織であるV1リーグに参加していたチームが日本バレーボールリーグ機構へ加入したため、V・プレミアリーグ、V・チャレンジリーグと名前を改めて現在に至っている。
今年はVリーグが創設されて20年の節目である。熱戦を期待したいところである。
対戦方式
対戦方式は何度か変更されているが、現行は以下のとおりである。
※以下、V・プレミアリーグをプレミアリーグ、V・チャレンジリーグをチャレンジリーグと表記する。
レギュラーラウンド
男女とも4回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝率の高い順に順位を決めていく。勝率が同じであればセット率(取ったセット数÷取られたセット数)の高い方を上位とする。上位4チームがセミファイナルラウンド進出。進出できなかったチームはレギュラーラウンドの順位がそのままそのシーズンの順位になる。
チャレンジリーグは男女とも2回戦総当たりのリーグ戦を行い、その成績で順位を決定する。
プレミアリーグの7位はチャレンジリーグの2位と、プレミアリーグの8位はチャレンジリーグの1位とそれぞれ入れ替え戦を行い、勝率の高いほうがプレミアリーグ昇格となる。
セミファイナルラウンド・ファイナルラウンド
セミファイナルラウンドで1回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝率により順位を決める。
ファイナルラウンドではセミファイナルラウンドでの1位と2位が優勝決定戦を、3位と4位が3位決定戦を1試合行い、その勝敗でシーズンの順位を決定する。
試合を見たい方のために
プレミアリーグに限った話だが、NHKBS1やGAORA等のBS・CSで中継を行うことが多く、地上波で見れるのはファイナルラウンドの優勝決定戦くらいである。
ニコニコ生放送でも試合を中継しており、ネット環境があればそちらで見ることもできる。
放送予定はこちらから http://ch.nicovideo.jp/v-league
2013/14 V・プレミアリーグ参加チーム一覧
男子
女子
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関連項目
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