イサミに限った事じゃないが
最終話近辺は「描かない事」を
徹底してるような印
象だった
平凡な
少年と言っても例えば1
カットでも姿があれば活発なのか
真面
目なのかとか
考察の余地があるけど
独白で終わり
その手の「実は描かれてない
背景があるかもしれない」と期待させる描写が全然なくて偶然の一致すら許されずに漂
白された気すらする
でも
キャラ自体は全然ブレてなくてどんな
風呂敷でも広げられそう
ロボットの腕に丁度
武器パーツが乗りそうな
スペースがあるけど他と
比べて
シンプル過ぎるくらい一切の
凹凸がないみたいな
この満たされなさが
腹立たしいはずなのに何故か気分がいい
この
アニメを12話で見終わる人には一切心残りがないし、続編や
スピンオフを作るなら何でも後付けできそうな気がする
仮にここで何か
におわせを描いて後の展開で回収したとしても「その時から考えていて凄い」「その頃から気づけて凄い」って
アリバイ作りになるだけでそれは作品そのものの面
白さではないのかもしれない
例え
監督が何か設定を考えていたとしても、
アニメからはそれを裏付ける描写を省く事で、この作品単体での想像の可
能性を阻むような「正しい設定」が存在しないようにしている、というのは…やっぱり考え過ぎかもしれない