ありがとう任天堂

ありがとう任天堂とは、近年ゲーム関係のコミュニティで頻繁に使われるようになった、インターネットスラング、流行語である。

概要

2009年末、ゲームの流通関係の記事を扱う最大手ブログである「忍之閻魔帳」における、「New スーパーマリオブラザーズWii」の紹介記事にて初めて使用され、そこから広まった。
その記事においては任天堂及び上記ゲームを純粋に賞賛する意図で用いられた表現だったが、任天堂信者の盲目的な任天堂讃美ぶりを皮肉る言葉として爆発的に普及していくことになる。

主な使い方

主に任天堂が不祥事や、失敗をやらかした時に皮肉として使われる。
また、普通に任天堂のゲームが面白かった場合などに使用されることも多い。
最近では任天堂とまったく関係ないのに、個人的に嬉しいゲーム関連のニュースが出た場合にも使われていることが多い。

普及の経緯

「忍之閻魔帳」にて「ありがとう任天堂」の記事が投稿されてのち、意味のない周辺機器の発売や、社員の逮捕など任天堂の失敗や不祥事が連続し、「ありがとう任天堂」が皮肉として有用に使われる機会が多かったため、爆発的な速度で流行語として認知された。

他の普及要因としては、文体から悪意が感じられないため、ゲハ厨のレッテルを貼られるリスクを考慮せずに普通に使用できる、AAや長文コピペと違って簡単に入力できるため多くの人が気軽に使えるなど、様々な理由が挙げられるだろう。

いずれにせよ現時点でかなり認知された流行語と言ってよく、現在のゲーム関係のサイトでは「ありがとう任天堂」を目にしない日はないと言っても過言ではない。

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関連項目

• 任天堂
• 任天堂信者