まんがはじめて面白塾とは (マンガハジメテオモシロジュクとは) [単語記事]

まんがはじめて面白塾とは、1989年 2月4日から1991年 4月27日まで、TBSテレビ系列で放送された子供向け教養番組であり、同時に「まんがはじめて物語」シリーズの5作目である。全110回（220話）

概要

「まんがはじめて物語」シリーズの放送10周年を機に、原点回帰及び、キャラクターデザインに当時の人気アニメーターだった菊池通隆を迎える等、当時のＰＯＰテイストを取り入れた新感覚シリーズ作品として制作された。

お姉さん役のキャラクターも、愛称で呼ばれるなど、前シリーズ作品群以上に個性が付けられている。

放送開始から第34回放送まで、お姉さん役を担ったユカリン（演：森川由加里）は、江戸っ子堅気の持ち主である故の型破りなキャラクターで、マスコット兼案内役キャラクターのゴン左衛門（声:伊東みやこ）から、言動を幾度か咎められる程だった。

ユカリンに代わる形で、第35回放送から最終回まで、お姉さん役を担ったオリーブ（演：貴本亜理紗）は、おばあちゃんっ子で同時に、歴代のお姉さん役で唯一のメガネっ子キャラクターであった。

このように、これまでのシリーズ作品群と一線を画す作品として放送されてきたのだが、そうした一大刷新が失敗してしまった為なのか、視聴率が低迷するようになり、最終回放送と同時に「まんがはじめて物語」シリーズのおよそ13年間のレギュラー放送が終了したため、レギュラー放送に於ける同シリーズの最終作品ともなってしまった。