ウルトラマンネクサスとは…
土曜の朝7時半という放送枠を「深夜31時半」と捉え、
ジャパニーズホラーテイストのミステリアスな群像劇を
早朝に叩きつけた意欲作でありーー
数あるシリーズの中でも、
最も恐ろしく、過激で、
熱いウルトラマンである!!
放送短縮…そして終了。
2005年の日本に、そのウルトラマンは新しすぎた……(漫画版「ウルトラマンネクサス」より)
「ウルトラマンネクサス」とは、2004年10月2日から2005年6月25日にかけてCBC・TBS系列にて放映された円谷プロダクション製作のテレビ番組、及び作中に登場するウルトラマンである。
本記事ではPS2で発売されたゲームソフトについても記述する。
レスキュー隊に所属する孤門一輝は、ある過去の思い出から人を救う職業に憧れていた。
ある日、公には存在が秘密とされる謎の組織『TLT』への異動を命じられた孤門は、TLT基地に向かう途中、スペースビーストと呼ばれる怪獣に捕食されそうになるが、光の巨人、ウルトラマンによって命を救われる。
ビーストと戦う特殊部隊、ナイトレイダーに配属された孤門は、戦いの中でウルトラマンに変身する男、姫矢准と出会う。姫矢は人類の味方だと確信する孤門だが、ナイトレイダー副隊長、西条凪は姫矢に対して容赦なく銃口を向ける。TLTもウルトラマンを警戒し、時には攻撃命令すら下す為、孤門は組織の中で一人、孤立していくことになる。
さらに、ビーストを操る闇の巨人ダークファウストの登場により、孤門は残酷な運命に翻弄されていく。
ティガ、ダイナ、ガイアやコスモスと異なりMBS(毎日放送)からCBC(中部日本放送)をキー局として放送された。
映画『ULTRAMAN』の続編にあたり、ウルトラマンに変身する人間が複数登場し、防衛チームに所属していない事や、悪のウルトラマンがレギュラーで登場するなど、今までに無い要素が多数取り入れられた意欲作である。
当初から予算が少なく、ミニチュアセットの制作費を削減する為、ビーストは市街地に出現せず、戦闘中は特殊な空間であるメタフィールドを作り出す(流用出来る上、破壊される建造物の無いセット)などの設定が生み出された。
また、怪獣の着ぐるみを新造する余裕すらなかった為、既存の着ぐるみの流用や改造、エピソードの四話完結方式(怪獣を一話では倒せず、数話に渡って登場させる)を取らざるを得なかった。
メインディレクターは小中和哉、シリーズ構成・メインライターは長谷川圭一が務めており、『ウルトラマンダイナ』で組んだコンビが復活している。メインプロデューサーは前作『ウルトラマンコスモス』から引き続き渋谷浩康が担当。また、新たなスタッフとしてCGIモーションディレクターに「板野サーカス」で知られるアニメーターの板野一郎を、音楽に川井憲次を迎えている。
全体的にストーリーは重く苦しい展開になっている。恐怖演出も目立ち、朝日新聞に批判が掲載された事すらある。
前二作が怪獣と人間の融和を描いていた反動か、本作のスペースビーストはグロテスクなデザインであり、人間を捕食、更にはその恐怖心を利用するなど、決して人類とは相容れない存在である事が強調されている。
重く苦しい展開は、闇の巨人ダークファウストの正体が発覚して以降、更に陰惨なものになっていき、第二の闇の巨人ダークメフィスト=溝呂木は、より一層狡猾、陰湿な作戦を展開して主人公達を追い詰める。
あまりにもハードなストーリーの為か、視聴率、メインの視聴層である子どもへの玩具の売り上げも低迷し、打ち切りか路線変更かを選ぶことになったが、渋谷プロデューサーにより打ち切りが選択され1クールの放送短縮となってしまった。
しかし、予定されていたエピソードを短縮した為に展開はかえってスピーディーになり、孤門が迷いを振り切った事や、新デュナミスト千樹憐が登場した事により、ストーリーも多少明るくなった。
予算にも余裕が出たので、3クール以降は新怪獣の登場頻度も増え、市街地戦も多くなっていった。
最終回も4話分の脚本を一話に圧縮したと言われているが、ウルトラシリーズでも屈指の感動回と評判である。
そして放送後に発売されたDVD-BOXや、可動フィギュアの販売等が好調で、放送後に再評価された珍しい作品でもある。
ニコニコ動画ではOPテーマの英雄(doa)が人気であり、同曲を使用したMAD映像等が多い。
ウルトラマンネクサスは後述の『ウルトラマンノア』という本来の姿から"弱体化した状態"であるというやや複雑な経緯を持つため、通常のウルトラマンと違い『制限時間が明らかにされていない』と言うやや異質なウルトラマンである。
ジュネッス・ジュネッスブルーにはカラータイマーが現出するが、このカラータイマーは『メタフィールドの維持時間』を示すものであり、エネルギー残量を示すのは『エナジーコア』という前フォーム共通してネクサスの胸に大きく入った赤いV字の部分である。
全デュナミスト共通のネクサスの基本スタイル。最初はこの形態に変身する。
銀を基調とする姿で、戦闘能力はジュネッスに比べると高くないが、安定した戦いが出来る。
必殺技は腕を十字に組んで放つクロスレイ・シュトローム。
アンファンスから二段変身する。姫矢准が一体化することで使用可能。
赤を基調とする姿で、力強いパワーファイトが得意で堅実な戦いをする。また戦闘用不連続時空間・メタフィールドを展開する能力をもつ。
必殺技は腕をL字に組んで放つオーバーレイ・シュトローム。
アンファンスから二段変身する。千樹憐が一体化することで使用可能。
青を基調とする姿で、スライディングや飛び蹴りといったある種の捨て身の戦いをする(物語後半では変化がみられる)
必殺技は右手のアームドネクサスをファイナルモードにして放つオーバーアローレイ・シュトローム。
最終回で孤門一輝が最後のデュナミストとなることで完全に復活を果たした、ネクサス本来の姿。
2005年5月25日にバンダイナムコゲームスより発売された格闘ゲーム。
それまでのウルトラマンのゲームであるファイティングエボリューションシリーズとは違い、ビットステップが開発を担当しているため、非常に軽快でスピード感のある純粋な格闘ゲームの仕様に近い。
TV放送終盤に発売されたため登場キャラクターが充実しており、全部で15体。
TVシリーズのキャラだけでなくネクストやザ・ワン、さらにはノアやザギまで登場するなどULTRA N PROJECTを総括する内容となっている。
〈登場キャラクター〉
掲示板
905 ななしのよっしん
2024/11/24(日) 12:18:35 ID: Ve4kX5ictM
本日2024年11月24日(日)23:59まで
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『ウルトラマンネクサス』20周年記念『ULTRA N PROJECT』デザイン画集
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906 ななしのよっしん
2025/01/11(土) 11:21:37 ID: C7vMJc6+bL
907 ななしのよっしん
2025/03/15(土) 23:07:46 ID: N9i6EoifcS
魔法使いプリキュア2を見てると
「孤門、過去にこだわるのではなく未来を変えるんだ」
「未来を変えてもリコは返ってきませんよ」
「もう放っておいてやれ、あいつは現実を見つめるより、愛する者と過ごした時間に浸っていたいんだ」
っていう感じのネクサスのセリフ思い出した
大人になると過去に依存していたい気持ちが分かる
急上昇ワード改
最終更新:2025/04/01(火) 02:00
最終更新:2025/04/01(火) 02:00
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